2019年3月25日月曜日

(2019/03/25) コンプリートファイター志向

自分にとっての漫画入門書であった、手塚先生の『マンガの描き方』に(藤子先生や石森先生だったかも)

「新人のうちは自分の持ちジャンルを決めず、ストーリーでもギャグでも少女漫画でもなんでも描いてみれ」

みたいなことが書いてあったのと、その後、総合格闘技イベントの『PRIDE』にハマって、価値観に影響が出たことから、僕はWEB漫画描きとしてわりとコンプリートファイター志向なところがあります。

WEB漫画描きは、得意な作風を徹底的に磨いて、際立った一芸のヒット作のみで勝ち進んでいくタイプがわりと多いですが、自分は逆に、ストーリーでもギャグでも4コマでもエロでも何でも描けて、インターネットも商売のこともそこそこ理解していて、連載もそれほど長くは続けず、ある程度弾をバラけさせて撃っていくタイプになりたい感じです(単純に飽きっぽいのもあります)

どんどん変化していくタイプの長所は、それまでの得意技が通用しない世界になっても別の技で戦えるため、時代の変化に比較的強い。リスクヘッジ的に太い点です。

短所としては、器用貧乏タイプになりやすい点が挙げられます。一芸特化タイプの破壊力に押し負けて、中堅ポジションから上にも下にも行けない状況になることが多いのですが、そういう欠点は認めつつも、個人的な好みとして、大まかにはそういうベクトルで動いている感じです。

2019年3月15日金曜日

DLエロ同人+総集編案(2019/03/15)

去年のデータから考えると、何とか生きていけそうなページ原稿料は6,000円です。

これが当面の目標になるのですが、インディーズ漫画は、商業漫画と違って原稿料が出ません。

自主制作の電子書籍と同人誌だけでページ原稿料6,000円を達成するのは至難の業です。



現状、無料のWEB4コマを連載して、総集編本(電子書籍+同人誌)を売るビジネスモデルで活動しています。

これも悪くはないのですが、WEB再録本はどうしてもページ単価が大幅に安くなってしまう傾向があります。

何十回も書いておりますが、ダントツで一番本が売れるKindleの掛率が低すぎるのも問題です。

それらの問題から、総集編の売上だけで生きていくのは、5桁後半台のフォロワーがいなければほぼ不可能だと思うようになりました。



頭をひねって、総集編とは別になにか高単価の商品も作って、デュアル収入で食っていく案を考えました。

ザックリいうと、総集編と並行してDLエロ同人を出して、平均でページ原稿料6,000円を達成できないかと。

一般向けの無料WEB漫画と並行して、DLエロ同人で収入を得ているWEB漫画描きは十年前からいます(たいてい別名義)。わりと古典的で、実績もある手です。

DLエロ同人じゃなくても、フィギュアとかドラマCDとかマッハ新書とか、比較的短時間で作れて高単価で売れれば正直何でも良いのですが、現状、DLエロ同人が一番現実的な気がします。



最大の問題は、僕は15年くらい前からエロ同人を描いたり描かなかったりしているのですが、いまだにヒット作がないことです。

売れなければ、理論的によさそうであっても、机上の空論、絵に描いた餅です。

DLsiteとFANZA同人でそれぞれ200部くらい売れてくれれば勝ち確に近いのですが、自分にとっては相当高いハードルです。



この辺も考えてる案はあったりするのですが、長くなりましたし、現実的に難しいものをグルグル目で「これはイケる!」と思い込んでるだけかもしれませんので(平常運転)、また後日。