◇ 気づき:リスクヘッジしないと運が悪ければ詰む
拙作『中年男子の日常』は、Twitterで一番読まれていますが、ニコニコ漫画やpixivにも読者がいます。
今回のTwitter新規約騒動で、仮に僕のTwitter垢がBANされても、相当キツくはありますが、詰むわけではありません。
拠点がひとつだけだと、そこが破壊されたら詰むリスクがあります。
Twitterだけとか、Amazonだけとか、拠点をひとつにしぼると運営は楽ですが、複数個所に拠点を作っておくのは、リスクヘッジ的に大事だと思いました。
◇ 気づき:自由に投稿できる原稿が大量にないと、SNS移住時にほぼ詰む
Twitterから他のSNSに移る際、自由に使える過去原稿が大量にあれば、毎日4ページとか投稿して、一気にフォロワー数を増やすスタートダッシュが可能です。
ちょっと前にブログで、『中年男子の日常』をkindle専売にするかもと書きましたが、そうすると規約で過去原稿をWEBに投稿できなくなり、この手が封印されます。
つまりkindle専売化は、流行のSNSが入れ替わるタイミングでスタートダッシュが効かず、新天地で再起できなくなるリスクを内包しています。
思い返してみれば、現在のTwitter4コマ垢を立ち上げた時も、描きためていた4コマを一気に数十本投稿してスタートダッシュをかけていました。
もし当時描きためた4コマが無かったら、道のりははるかに厳しくなっていたでしょう。
同じ理由で、商業漫画やWEB漫画書籍化などの案件も、WEBに投稿できなくなるリスクを考慮して、慎重に動いた方が良いのかもしれません。
◇ 気づき:その他
長くなったので概要だけまとめます。
- カタログ数字よりも実効数字? → カタログ数字ではInstagram一択だが、住民との相性的にはニジエ?(オールジャンルイベントとオンリーイベントの実質需要の差みたいな)
- オリジナルだけだと新天地で詰みかねない? → Twitterはオリジナル作品と親和性が高いが、ニジエ等のSNSでは二次創作の弾も持ってないと厳しそう。
- Twitterの唯一無二の長所はRTの拡散力 → PawooにもRTに相当する仕組みはあるが、経験上あんまり拡散しないので、それならpixivの方が太いまでありそう。
- 4ページ以下の方が融通が利く → 新都社時代は大長編が有利とされていたが、SNSでは仕様的に長編は投稿しづらく、4コマとか4ページ漫画の方が融通が利く。