2019年2月28日木曜日

(20190228) 『限界オタク異世界に行く』完走した感想

限界オタク異世界に行く(第1話)

pixiv chatstoryでやっていた『限界オタク異世界に行く』シリーズ、完走しました。

chatstoryというのは、ザックリいえばLINEのような感じのSSです。



◇ 昔考えていた『新フォーマット』の具現化のようなchatstory

2012年ごろの僕は、長編漫画を描きたいと思いつつも、労力が無理すぎて手が動かない堂々巡りモードに入っていました。

そこで考えたのは、漫画が大変ならば、もっと簡単に更新できる独自フォーマットを編み出せば、ストーリー作品を簡単に作れるのではというアイデア。

3~4年くらい試行錯誤していましたが、結局はうまくいかず、紆余曲折の末、4コマ路線に行きついた感じです。

121220 やる夫スレと新フォーマット

↑ 当時のブログです。この時意識していたのはやる夫スレ『まおゆう』です。

131005 新フォーマットテスト

↑ 試作品の中にはchatstoryに似たフォーマットもありました。ただ、この時はHTML手打ちだったため、むしろ普通に漫画を描いた方が楽なくらいでしたが…

chatstoryは格段に洗練されており、書くのも圧倒的に楽で、当時の僕が見たら泣いて喜んだと思います。

長編ストーリー作品を3ヶ月くらいで書き切ることもがんばれば可能です。



『限界オタク異世界に行く』シリーズは、自分なりに毎回趣向を凝らして、けっこう粒ぞろいの面白さだったと自負しています。

しかし、僕が文字書きではなく漫画書きなのもあってか、なかなかRT数が伸びず、力不足を感じたりもしましたが、以前からやってみたかった一話完結ものをガッツリやれて、良い経験ができました。



『限界オタク異世界に行く』

  • 連載期間:2018年11月1日 - 2019年2月28日(4ヶ月)
  • 連載媒体:pixiv chatstory

2019年2月26日火曜日

(2019/02/26) 今回のTwitter新規約騒動での学び

今回のTwitterの新規約騒動、個人的には気づきが多かったです。



◇ 気づき:リスクヘッジしないと運が悪ければ詰む

拙作『中年男子の日常』は、Twitterで一番読まれていますが、ニコニコ漫画やpixivにも読者がいます。

今回のTwitter新規約騒動で、仮に僕のTwitter垢がBANされても、相当キツくはありますが、詰むわけではありません。

拠点がひとつだけだと、そこが破壊されたら詰むリスクがあります。

Twitterだけとか、Amazonだけとか、拠点をひとつにしぼると運営は楽ですが、複数個所に拠点を作っておくのは、リスクヘッジ的に大事だと思いました。



◇ 気づき:自由に投稿できる原稿が大量にないと、SNS移住時にほぼ詰む

Twitterから他のSNSに移る際、自由に使える過去原稿が大量にあれば、毎日4ページとか投稿して、一気にフォロワー数を増やすスタートダッシュが可能です。

ちょっと前にブログで、『中年男子の日常』をkindle専売にするかもと書きましたが、そうすると規約で過去原稿をWEBに投稿できなくなり、この手が封印されます。

つまりkindle専売化は、流行のSNSが入れ替わるタイミングでスタートダッシュが効かず、新天地で再起できなくなるリスクを内包しています。

思い返してみれば、現在のTwitter4コマ垢を立ち上げた時も、描きためていた4コマを一気に数十本投稿してスタートダッシュをかけていました。

もし当時描きためた4コマが無かったら、道のりははるかに厳しくなっていたでしょう。

同じ理由で、商業漫画やWEB漫画書籍化などの案件も、WEBに投稿できなくなるリスクを考慮して、慎重に動いた方が良いのかもしれません。



◇ 気づき:その他

長くなったので概要だけまとめます。

  • カタログ数字よりも実効数字? → カタログ数字ではInstagram一択だが、住民との相性的にはニジエ?(オールジャンルイベントとオンリーイベントの実質需要の差みたいな)
  • オリジナルだけだと新天地で詰みかねない? → Twitterはオリジナル作品と親和性が高いが、ニジエ等のSNSでは二次創作の弾も持ってないと厳しそう。
  • Twitterの唯一無二の長所はRTの拡散力 → PawooにもRTに相当する仕組みはあるが、経験上あんまり拡散しないので、それならpixivの方が太いまでありそう。
  • 4ページ以下の方が融通が利く → 新都社時代は大長編が有利とされていたが、SNSでは仕様的に長編は投稿しづらく、4コマとか4ページ漫画の方が融通が利く。

2019年2月25日月曜日

(2019/02/25) Twitter新規約での表現規制問題




Twitterが発表した新規約が、文面通りに受け止めるならば、日本の美少女イラスト系アカウントの大半が凍結されかねない感じの不穏さがあり、話題になっています。

個人的にはだいぶ前から、悪意の人間によって僕のアカウントが凍結させられるか、あるいはTwitterが何らかの形で亡びるだろうと予想はしていました。

来るべき時がついに来たのか、それともなんだかんだまた生き延びるのか。

この問題に関しては、予想はできても解決策が出てこなかったため、Twitterが亡びると僕の漫画のPV数が激減してしまい、死活問題レベルで困ります。

『中年男子の日常』シリーズは、ニコニコ漫画とpixivでもけっこう読まれていますので、完全に詰むということはないですが、販売部数半減くらいはあり得ます。

pixivがやっている『Pawoo』という、TwitterのようなSNSに移行する動きも出ているようです。

ただ、Twitterではこれまで何度も大問題が勃発していましたが、結果的にみんなTwitterに居残っています。

騒ぎが落ち着いてみれば、また同じように『不満はあるけどやめない』という結果になっているかもしれません。

また最近の僕は、特にきわどい描写はしていませんし、現時点では『見』という感じでしょうか…

2019年2月7日木曜日

(2019/2/7) kindle専売にするかも

昨日の今日でもう話が変わってて恐縮ですが、『中年男子の日常(3)』はkindle専売にしようかとちょっと考えています。

実際問題、個人出版の電書はkindleじゃないと部数が出ませんし、僕自身も、電書は(エロを除けば)kindleしか使ってませんし、下手にサブのショップをおさえるよりも、いっそ専売にしちゃった方がよいのかなと…

いまの気分を例えると、僕が中世時代の小国の王様だとして、すぐ近くまでチンギス・ハンの軍隊が来ていて、

「おとなしく投降するなら我々と共栄させてやろう(実際わりと繁栄する) だが、逆らったら滅ぼす」

と最終通告を受けてるような感じですね…

とりあえず、過去ログ削除がどんな感じかつかむために、ニコ静とpixivの3巻該当分(その89-138)を非公開にしてみました(非公開にしただけでまだ消してません)

実際に非公開にしてみて意外だったのは、管理する漫画の過去ログが減るし、流れをシンプルにまとめられるので、むしろ逆に快適な可能性が微レ存…?

kindleはいったん専売にしても、いつでもすぐ非専売に戻せますので、とりあえず3巻を専売で出してみて様子を見ようかと思ってます。

ただまあ例によって常時迷走おじさんですので、数日でまた過去ログを再公開してたりするかもしれません(無計画相撲)

2019年2月6日水曜日

(2019/2/6) いろいろ変更中

地味に大鉈を振るっていろいろ変更中です。ご迷惑をおかけします。

  • 確定申告等でごたついてるため、Skebのリクエスト受付を一時的に止めました。
  • BOOTHでの電子書籍の頒布を終了しました。今度からBOOTHは紙をメインにしようと考えてます。
  • 以下の理由で、kindle版『ネット超偉人伝』の頒布を終了しました。
    • ひとつだけ99円の本が混じってると価格のつじつまが合わなくなるため。
    • 99円で掛率32.4%なのでひとつ売れて32円とかでまったく儲からないため。
    • 原稿の画像比率の関係で、原稿を90度回転させて収録しており、PCだと非常に読みづらい欠陥があるため。
  • まだ反映されてないところもありますが、電子書籍を値下げしました。
    • 中年男子の日常:432円 → 298円
    • 同人王:972円 → 798円
    • DLsiteはセール期間中のため価格を変更できませんでした。後日変更します。

すでに購入済の電子書籍は引き続き読めるはずですが、もし読めなかったらご一報ください。

現状、中年男子の売上の6~7割が紙の本ですが、人生の状況的に、このまま紙の本がメインの体制を今後も維持し続けるのは不可能と思われるため、売上大激減を覚悟の上で、あえて電子書籍をメインにしようと考えています。

電子書籍に関して、現状ショップごとに値段も仕様もバラバラで、いわゆる顧客体験がバラツキすぎているため、KindleとBOOK☆WALKERにしぼっていこうと考えています。

紙の本に関しては、pixivFACTORYで印刷した本をそのままBOOTHの倉庫に直送して通販できるらしいので、確実に売り切れる数を刷ってBOOTH通販を考えています。