2019年7月31日水曜日

『中年男子の日常 猫の巻』脱稿(2019/07/31)

『中年男子の日常 猫の巻』(メロンブックス)

『中年男子の日常』総集編2巻目の『中年男子の日常 猫の巻』が完成。印刷所に入稿しました。

難産でした… 1巻目の『中年男子の日常 老の巻』が2018年5月発売で、半年くらいで2巻目を出す予定が、実際は1年3ヶ月もかかりました。

お願いする印刷所(しまや出版様)では、8月1日までの入稿分には早割30%オフが適用されるので、絶対間に合わせると決意した矢先に、部屋のクーラーが壊れました。

想像以上に影響が大きく、万全の状態ならサックリ間に合うはずが、だいぶ衰弱しながらギリッギリになりました。

頭からしっぽまで大変な本でしたが、なんとか間に合いそうでホッとしています。

クオリティ的には間違いないと思いますので、ぜひ買ってください(小並お願い)

COMITIA後くらいに各電子書籍でも出す予定です。



実は『中年男子の日常』は、2巻目の『猫の巻』で終わろうとかなり本気で考えていました。

最終的には続行に舵を切りましたが、3巻目が出せるかどうかは正直ちょっとまだ分からない感じですね…



今回新たな試みとして、メロンブックスで998円で頒布することにしました。

116ページ強の本だと、普通ショップ価格は1,296円とかそれ以上するので、相当安いです。

利益が減っても部数が出る方がマシと思っての特攻みたいな価格設定ですが、果たして吉と出るか凶と出るか…

2019年7月28日日曜日

(2019/07/28) スケーラブルなスタイル

だいぶ前からぼんやり考えていたことですが、思考の輪郭が少し明確になった気がしたのでメモ書きです。

WEBで成功しやすいスタイル、特に収益化が安定しやすいスタイルは、一言で言うと『スケーラブル』だと考えています。

WEB作家ではないですが、植田まさし先生の4コマがイメージしやすいかもしれません。同じ基本スタイルで、ほぼ無限に弾数を増やせて、弾数が増えるほど自己強化していき、一方で、いつでも終われるスタイルです。

逆に、長編ストーリー漫画のように、明確なゴールに向かって一直線に進んでいくスタイルは、商業漫画では主流ですが、インディーズ漫画だと収益化が安定しづらい気がします。

2019年7月21日日曜日

(2019/07/21) リアルでつけてる週刊PDCAが一周年

リアルで『週刊PDCA』的なものをつけはじめて一周年です。

初期のと最新のを見比べますと、記述が格段に整理されて分かりやすくなりましたし、インディーズ漫画描きとしての成長は多少感じられるような気もします。

毎日泥水と煮え湯を飲んでるような鬱々とした辛い一年間でしたが、一年前の自分と見比べると多少は成長が感じられるという意味では、実はそれなりに充実してたとも言えるのかしら…??

2019年7月18日木曜日

(2019/07/18) ストーリー漫画は売れず、4コマは売れる

漫画を描きはじめてから20年近く絶望的に売れない状況が続いていましたが、最近はそこそこ程度は売れています。

これまでストーリー漫画とエロ同人を売ろうと躍起になっていましたが、何をどうやっても絶望的に売れませんでした。

同人誌版『同人王(上)』を出したCOMITIA97で売れたのは25部でした。

代表作の『同人王』ですらこんな状況でしたが、4コマ漫画に鞍替えしたとたん、急に何倍も売れるようになりました。

WEB漫画書籍化は4コマが多い?

↑8年前の旧ブログで、当時のWEB漫画書籍化のデータを調べた時も、4コマ漫画は全体的に売れてるのに対し、ストーリー漫画はクオリティは高いのに爆死ばかりという惨状でした。

ストーリー漫画が好きかと聞いたら、みなさん好きと答えるでしょうし、ストーリー漫画を描いてほしいという要望もあるのですが、例えるならマクドナルドとかのサラダみたいなもので、要望は強いけど、実際に出したら肉しか売れないみたいなアレなのかもしれません…

2019年7月16日火曜日

(2019/07/16) 自サイトを少し整理

よく考えたら自サイトとかの更新履歴はブログに書けばよいのでは…?

  • About ← ここだけスマホ非対応でしたがブログに移植したのでスマホで見やすくなりました。内容は大差ありません。
  • 牛帝短編集 ← レイアウトがグズグズだったのを修正しました。

あと、Twitterのプロフィールリンクを自サイトとpixivに変えてみました(前は自サイトとメロンサークルページ)

2019年7月5日金曜日

(2019/07/05) わりと車輪を再発明している

『ボウフラが 人を刺すよな蚊になるまでは 泥水飲み飲み 浮き沈み』

という有名な都都逸かなにかのような日々ですが、創作活動に関しては、毎日ちょっとづつ発見したり進化したりしてはいます。

我ながら画期的と思う発明もたまにはあるのですが、いまブログを見返したら、過去のブログ記事にほぼ同じことが書いてあったりして、車輪の再発明感あります。

でも、細かいところが改良されて、同じアイデアだけど実用度は大幅に上がっており、完全な再発明ではないのでまあ許す(?)

2019年7月2日火曜日

(2019/07/02) 薄い本&イベントメインもアリ…?

これまではザックリいうと、Twitter等で4コマを連載して、100ページ強・千円の『厚い本』にして即売会で頒布する方式でした。

『モテ即3』の新刊『神聖もこもこ王国』は、Twitter等で4コマを連載して本にする点は同じですが、32ページ・400円の『薄い本』という、これまでやったことがないフォーマットでした。

これが大成功したことで、短絡的な考えではありますが、『厚い本』をメインにするよりも、『薄い本』をメインにした方が、読者さんの生態とも僕の生態ともフィットしていてベターなのではないかと思いはじめています。



僕の視点からまず書きます。『厚い本』は描くのがしんどすぎて、発行が著しく困難です。無事に発行できても、新刊と新刊の間が一年とかあいてしまいます。

膨大なページ数を描くこと以上に辛いのは、収益化の間があくことです。新刊が出た直後は預金残高があっても、新刊と新刊の間が1年とかあくと、精神と預金残高がガッタガタになります。

インディーズ漫画活動で真に命とりなのは、売上の少なさ以上に、収益化スパンの途方もない長さと、それに対応できない僕の計画性のなさの方な気がします。



そうして作った厚い本は、読みごたえがあって喜ばれていると思いますし、利益率も高いのですが、実際にイベントに出て、来られた方のオーラからなんとなく感じるのは、

「1,000円本だけではなく、会場限定の500円本とか置いてほしい」

という需要です。



インディーズWEB漫画の総集編を同人イベントで買うのは、もちろん作品が気に入ってのことですが、

「作者がどんな奴か顔を見がてら、軽く課金でもしてやるか」

みたいなアレも相当あると思っています。

自分がCOMITIAに参加する時、昔はそういう気分が強くて、

「あれが〇〇を描いてる△△先生か! なるほどどことなく作風を感じさせる空気感だぁ…」

みたいなことを感じるのが楽しみでした。



牛帝に関しては、田舎のコミュ障おじさんですし、わざわざ実物を見ても面白いことは何もないのですが、読者さんとしては、

『そこそこ有名なインターネットおじさんと直に会って、軽く課金して応援する』

みたいな需要も即売会にはあるのではないかと思いました。

その場合、1,000円だとちょっと覚悟がいるので、4~500円の方が良いのではないか。



そんなこんなで、これまでは『WEB4コマ×厚い本』がメインでしたが、『WEB4コマ×薄い本』をメインにしてみるのもアリかなと少し考えはじめています。

2019年7月1日月曜日

(2019/07/01) 『モテ即3』サークル参加いたしました

神聖もこもこ王国(メロンブックス)

『モテ即3』の新刊がメロンブックス様にも入荷して、委託頒布開始されました。そちらもヨロシャス!

何気に二次創作の一般向けの薄いオフセ本は人生初だったりします。



2019/6/30(日)開催の、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』オンリーイベント『モテないし即売会する3』が開催にサークル参加いたしました。

事前の天気予報では大雨になるのではないかと言われていて、実際は小雨くらいでしたがそれでも雨なので、過疎るのではと心配でしたが、だいぶ盛況だった印象です。

結構多めに新刊を持ち込んだのですが、わんこそばのような勢いで売れて、天狗に化かされてることを疑いつつも、正午くらいに完売。

正午くらいに完売したのは人生初ですし、頒布部数も過去最高を更新いたしました。ありがとうございました!!





バタついてたこともあり、いらっしゃった方との会話はほとんどなかったですが、初代『モテ即』に一般参加したときに感じた時のレポ漫画(↑)のように、

「わたモテのみんなの話をもっと描いて読ませろ! 全部買うから!!」

みたいな無言の圧というか、わたモテ勢のすごい熱量をダイレクトに感じて圧倒されました。



もし『モテ即4』があるならば、『神聖もこもこ王国2』を出したいので、体勢を立て直して、また週一くらいでわたモテ4コマを投稿したいと思っておりますが、常時迷走おじさんですので、いつものごとくグルグル目で迷走する可能性も巨レ存です(無計画相撲)