2011年7月30日土曜日

モチベーションを維持する方法

質問「続けていくということの難しさがあると思いますが、モチベーションを維持するための方法はありますか?」

勝間「やってみて効果があるということを理解するだけです」

勝間和代 「仕事を「すぐやる人」の習慣」 P14

確かに効果が実感できれば続けやすいですよね。

2011年7月23日土曜日

恨まない

恨みが自分に向かったときの最も強い表現は自殺である。(略) 自分を恨む感情が日本人はどんどん強くなってきているのかもしれない。
自分を恨まないようにするにはどうすればいいのか。それは諦めがよくなることだと思う。私はよく道場生に「勝負や仕事や人生において逃げたいと思うことがあっても逃げるな、簡単に諦めたりするな」ということを言うが、ここで言う諦めは又違うものである。
諦めないことで恨みがましくなったり、ひねくれたり、卑しくなったりするなら、きれいさっぱり諦めたほうがいいのである。
たとえば自分は女にさっぱりモテないと思えば、そこでぐちぐち悩むよりすぱっと諦めて自分の好きなことを見つけて熱中したほうがいいだろうし、給料の高い会社に入った友人を羨んで自分の会社の給料の低さをいつまでも嘆くよりは、そういう環境が自分には与えられたんだと諦めたほうが精神衛生上よほどいい。

桜井章一 「努力しない生き方」 P30

※正論ですが、なかなか難しいかもですね……

2011年7月16日土曜日

全盛期

この頃から、自分の力が全盛期を迎えつつある手応えを感じ始めてたんだ。壁に影を映してパンチを打つトレーニングでも、パンチの影が見えなくなってきたことを感じだしたし、思い切りパンチを打つと、腕の血液が瞬間的に拳に流れ込んで、拳が破裂するような感覚をおぼえるようになり、こぶしに包帯でも巻いて、拳が破裂するのを抑えたい気がしたもんだった。

芦原英幸 「芦原英幸 いのちの言葉」 P51

こんな証言も(↓)。そういう時期もあるのでしょうね。

ウメハラ「まぁ、あのときは兄ケンさんの強い時期だったね。誰でもあると思うんだ。流行りというか…、全盛期みたいな凄く強い時期が。俺が会ったときはその時期だったみたいだよ。あの後少し勝率とかが下がったって聞いたから」

(引用元 http://beastdaigo.jp/versus_chap5.shtml

2011年7月9日土曜日

コロンブスと海草

コロンブスは新大陸を発見しようと長い航海に出たが、めざす陸地はなかなか見つからない。水夫たちはしだいに不満をつのらせ、船内には険悪な空気が濃くなっていく。だがある日、コロンブスは船尾のあたりに海草が漂ってるのに気づいた。これは、近くに陸地がある証拠だ。彼はこのちっぽけな海草のおかげで、探し求めていた新大陸の近いことを乗務員たちに確信させ、暴動を寸前のところでくい止めたのである。
このように取るに足らないちっぽけなことでも、それが実際には大いに役立つ場合が多い。

S.スマイルズ 「自助論」 P59

この本には、「取るに足らないちっぽけなこと」から歴史的発見があった例が多数紹介されています。

2011年7月2日土曜日

谷川さんが語る初期の羽生さん

五年ほど前、羽生さんが勢いにのって勝ち始めた頃、私との対局で序盤から常識では考えられない手をどんどん指してくるのに驚かされたことがある。その時は「なにをやっているんだ」と思ったが、しばらくして「これはなかなかできることではないな」と感嘆したものだ。当時、彼は好調で、勢いもあり、序盤は常識的に指してもそこそこに勝てたはずである。しかし、そうした戦い方に飽き足らず、いろいろな可能性を模索し、実戦の場で試みていたのだ。

谷川浩司 「集中力」 P160

羽生さんご本人の著書でも、「新手を実戦でいきなり試すことを心がけている」との記述が。

2011年6月29日水曜日

「好き型」「利益型」「修行型」

趣味の創作者の特性は、大きく分けるとこの3つなのではないかと。

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「好き型」

・好きなキャラやシチュを描く「楽しさ」を至上とするタイプ
・「これ萌えるよ」が殺し文句
・萌えるキャラ・作品がなくなった時が鬼門
・好きな作品なら、金銭的に損でも本を出す。

 ~~~

「利益型」

・作品を描いて手に入る「お金や名声」を至上とするタイプ
・「こうすると儲かるよ(注目されるよ)」が殺し文句
・思うように儲からない(注目されない)時が鬼門
・儲かりそうなら、見たことない作品でも本を出す。

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「修行型」

・「能力の向上」を至上とするタイプ
・「こうすると上手くなるよ」が殺し文句
・「そもそもこの修業に意味はあるのか?」と疑問を持った時が鬼門
・能力が上がること最優先で、楽しさや利益は度外視。他のタイプとは目的と手段が逆。
※プロ志望で、「プロになるために修行している」タイプが「利益型」なのか「修行型」なのかは難しいところ。

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「捕捉」

・100%純粋な「〇〇型」というのはまれで、実際はミックスされたケースが多い。「好き:5 利益:4 修行:1」くらいがメジャーなタイプ?
・自分と違うタイプの創作者と話しても、「至上とするもの」をはじめ価値観がまるで異なるため、根本的に噛み合わない場合が多い。

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※今回は400字越えました

2011年6月25日土曜日

体系がなければ勝てない

(柔術マッチをやることになり)骨法の道場に行ったり、サンボをやりに木口道場に行ったり柔道場に行ったりしました。それなりに仕上げていったつもりだったんですけどね。技術として、何にも分かってなかったですね。柔道の技術をそのままもっていっても勝てないです。柔術の体系がなければ勝てないけれども、それがどんなものなのか当時は分かってませんでした。

中井祐樹 「格闘技・超勝負列伝」 (P124)

どの分野でも、レベルの高い相手と競うときはその分野の「体系」が必要になるというか。

2011年6月18日土曜日

長考に好手なし

将棋界には"長考に好手なし"という言葉があります。
長くは考えたけれども結局、迷いに迷って正しい選択ができないのです。

羽生善治 「40歳からの適応力」 (P137)

テキトーに殴り描いた漫画 >>>>> 考えに考えた超本気作

実によくあることです。

2011年6月11日土曜日

シンプルに体の向くままに

アメリカの選手はそんなの(投打極)気にしてないと思うんですよ。投打極とかじゃなくて『MMAってそういうもんでしょ』と。シンプルで、自由で、だからアメリカは凄いスピードで進化したんじゃないですか。UFCを見ても、頭で複雑に考えるんじゃなくて、もっとシンプルに体の向くままに、当たり前のようにやってますもん。打撃も出来るし、どっちかが隙を見せたらタックルに行くし、当たり前のようにパウンドに行って、当たり前のように一本を極めにいく。

川尻達也 「ゴング格闘技 2009年 03月号」 (P65)

WEB漫画のうまい人はこんな印象。"漫画ってこういうもんでしょ?"と言わんばかりに描く彼らに衝撃を受けました(自分はゴチャゴチャ考えるタイプなので)。

2011年6月7日火曜日

暇つぶしの価格破壊

90年代中頃くらいまで、漫画は「低料金で長時間潰せる」高コスパ暇潰しツールでした。しかしネット登場以後、暇つぶしのコストは異常低下。ほぼ無料で何十時間でも潰せるようになりました。結果、漫画は「高いわりに暇を潰せない」地位に低下。タダで暇つぶしできるのに、金を払ってまで漫画を読む人は少なく、売上は右肩下がり。しかし、「好きな作品なら多少高くても買う」熱心な方も依然おり、今後はおそらく、「少数の熱心な方にピンポイントな作品を届ける」時代になるでしょう。流通のデジタル化などにより、作家の印税率は大幅に上がるはずなので、例え1000部弱の売上でも、少しはお金になると思われます。しかしやはり大金にはならないので、基本的にはひとりで描くことになるし、専業作家として暮らすのも難しくなる気がします。

2011年6月5日日曜日

「なる☆まん!」感想

「なる☆まん!」 山野車輪著 (辰巳出版)

「嫌韓流」の作者さんが漫画業界の内情を漫画で暴露する本。漫画業界がゆるやかに死につつあることを様々な角度から証明。WEB漫画出身の立ち位置からみると、漫画の興亡史は新都社の歴史とある程度重なって見えます。WEB漫画でも、新人が実力・知名度ともに高い長期連載に勝つのは難しい。それでもWEB漫画ならたまに勝てますが、商業誌は市場も縮小中。内容の制限もシビア。人気作家のレベルも高すぎと、はるかに厳しい。終盤ではもう一歩踏み込んで、商業誌に頼れない現代の漫画家のあり方が考察されています。WEB漫画描きなら一度は考えるテーマでしょう。個人的には、今はまだ決定打がないので、漫画以外の本業を持ちつつ、副業or趣味で漫画を描き、腕を磨きながらファンを増やし、次世代の有効手が現れるのを待つしかない気がします。もっとも不況で、漫画を描けるゆとりのある仕事につくのも難しいですが…

2011年6月4日土曜日

見切り

(W・W・スキートが英国初の語源辞典を作った時)
彼はどんなむかしい語源の単語にも、三時間以上の調査をすることはしなかった。一つの単語の語源を一所懸命、三時間までは調べ、それで不詳のものは「不詳」として先に進んだのである。
(中略)
雄大な計画の仕事が、スキートのような「見切り」による制限がなかったために、中途半端のまま終って、無用の努力になってしまった例がどのくらいあるかわからない。

渡部昇一 「知的生活の方法」P158

WEB漫画のように作業量が膨大なものは、見切りをつけて進めます。

2011年5月28日土曜日

高い目標を決めない

高い目標を決めることは良くないのです。何年以内に、部長まで昇ります、取締役まで進みます、などと決めないほうがいいのです。人生が苦しくなります。真面目に仕事をする。日々、勉強して能力を上げる。人々との付き合い方を学ぶ。そうすれば、自然に昇進してゆくのです。課長で止まるか、部長で止まるかは分かりませんが、自分の能力にふさわしい地位まで進むことは確かです。

アルボムッレ・スマナサーラ 「くじけないこと」P83

「絶対プロにならなきゃ」と焦ってた時は、逆に手が縮まったり燃え尽きたりしてました。

2011年5月21日土曜日

穴の開いた船

基本的にはアニメって穴の開いた船だから。沈む前に港に着けるかという、それだけなんですよ。そのためには排水作業をどうするかという、ダメージコントロールでしかない。

庵野秀明 「アニメスタイル 第1号」P81

金銭的なメリットがなく、基盤を「やる気」のみに依存するWEB漫画にも、ニュアンスは違いますが当てはまります。いつかやる気はなくなります。その前に完結までこぎ着けるかどうか。

2011年5月14日土曜日

片づける

だれもが日々の生活の中で行っている「片づける」という行為。部屋を片づけると、なぜか気分もすっきりしてくる。
(中略)
そしてこの"片づける"という感覚は、仕事や人生における勝負においても、とても大事なものなのだ。
勝負においては、相手を片づけたほうが勝者であり、片づけられたほうは敗者である。「片づけられる前に自分から片づける」という感覚は、普段から持っておくといいだろう。

桜井章一 「負けない技術」P97

漫画でいえば、こんがらがったストーリーを片づけてラストを迎えるとか、心のドロドロを等身大の現実に合わせて片づけるとか。

2011年5月7日土曜日

ビギナーズラックの必然性

「難しく考えない」――ここにビギナーズラックの必然性がある。人は、ものごとがわかってくるとだんだんと難しく考えるようになる。知識や情報が増え、考えが広がってくると、そこに迷いが生じてくる。
麻雀にも難しい手とやさしい手があるが、だが、ビギナーはどれが難しい手でどれがやさしい手かわからない。直感によって、もっともシンプルな手を持ってくる。そしてそのシンプルな手が結果的に「勝ち」へとつながっていく。

桜井章一 「負けない技術」P54

しばらく引用を中心にやってみます。自分の漫画活動でも、処女作はシンプルに描かれていて、あとから見るとムリなく全力を出せる形をとってます。

2011年5月3日火曜日

戻りました

あるブログサービスに乗り換えましたが、
直感的な操作が難しく、投稿ミス連発なので
使いやすいBloggerに戻りたいと思います。
引越ししすぎィ! ごめんなさい。

2011年4月30日土曜日

正しい方向

若くして「天才」と言われる連中は、「正しい方向」を生まれつき知っている。最初から正解がわかってるからやることにロスが出ず、確実に成果につながる。だから少ない年月で成功できる。逆に、僕ら凡人には正しい方向がわからない。だから方角の分からない航海のように、ゴールに近づけない。それでももがき続けると「正解はどうもあっちらしい」と悟っていくこともある。そこからほんの少しづつ前に進みはじめる。

2011年4月23日土曜日

ラストバトルが熱い漫画

ラストバトルがすごく面白かった作品を紹介してみます。

■ うしおととら

漫画史に残るラスボスとの最終戦は漫画ファンの間でも高評価です。ボルテージ上がりまくりの最終巻は読み返すたびに泣きそうになります。

■ ジョジョの奇妙な冒険(第三部)

少年漫画が能力バトルばかりになっている源流はもしかしたらこの作品かもしれません。原点にして頂点を極めてしまった感すらあります。

■ 柔道部物語

いまいちマイナーですが、巨匠・小林まこと先生が脂の乗り切った時期に描いた傑作です。一度見たら忘れられないラスボスで、燃えずにはいられない最終戦です。

■ あしたのジョー

ラストシーンが有名すぎるわりに最終戦があまり知られてないですが、最高のクライマックスあってこその伝説のラストです。聞きかじりで読んだつもりにならずに全巻買って欲しいです。

2011年4月16日土曜日

練習について

絵の練習とは、「制約を加えて絵を描く」行為です。描画方法に制約を加えることで、普段とは違う見方で「描く行為」を眺めやすくなります。
日常でも、遊びで「一週間ネットを断つ」など普段やらない掟を作ってみると、いつもと少し違う世界が見えます。わずかながら視野が広がりますし、まれに深化することだってあります。
制約によっていつもと違う経験をする
   ↓
視野が広がる
   ↓
認識の深化へとつながっていく
一絵ごとに試行錯誤し、正しいベクトルで「昨日とは違う線」を引き続けるタイプは、練習しなくてもうまくなります。しかし普通は自由に描かせると「いつもの線」に終始する。そういうタイプに「いつもと違う線を引かせる」(経験をさせる)ために、「練習=制約」が必要なのだと思っています。
逆にどんな練習法であっても、終始「いつもの線を引く」のであれば、視野は広がらず、本質的な成長は起こりにくい気がします。

2011年4月9日土曜日

雑文

  • 条件の厳しさと継続性は反比例します。二つのどちらかしか取れない場合、自分は「継続性」を選んだほうがベターだと思っています。
  • 過去すごく苦しんでいた難題も、今からみると「なんでこんな簡単なことで…」ということが多いです。しかし未来から見れば現在も同じようなものかもしれません。

2011年4月2日土曜日

休日に古典

休日に映画でも見ようと思ったのですが、よくできた映画ほど「葛藤」がよく描けていて、主人公の絶望的状況が伝わってきてMPが下がります。なのでMPが下がりにくく、かつ心の栄養になりそうな古典文学を読もうムーヴメントになってます。おすすめ岩波文庫紹介ページ(こことか)や、岩波文庫100などが参考になりそうです。
また自分の読書歴を振り返ると、接点のないジャンルの新書を読んだあとに「世界観がちょっと広がった」と感じることが多かったので、新書も積極的に読んでいきたいです。しかし積ん読本が多すぎて、そっちを先に片付けなければでどうにもこうにもw

2011年3月26日土曜日

難解な名著

「難解な名著」の一つのパターンに、既知のどの概念にも似ていないから難解なタイプがあります。分かってしまえば簡単だけど、分かるまでが難関。しかし、一度分かれば常人とは違う段階で物事を見ることができる。印象深い体験になることは確かです。でも、「積極的な読書」が要求されるので、なかなかしんどいことも確かですw

2011年3月19日土曜日

制限の中の自由

ある程度技術がついていろいろ描けるようになると、逆に選択肢が広がりすぎて何を描いていいのかわからなくなります。そういう時は描く内容を制限してもらうと描きやすい。また、24時間いつでも描けると逆に描く気がなくなくなります。むしろ日に1時間だけとか、週末にしか描けない状況の方がモチベーションを維持しやすい。そういった「青天井の不自由」「制限の中の自由」を感じる場面がよくあります。

2011年3月18日金曜日

松柏の青さ

震災後の身の処し方で、男を上げた人も下げた人もいた感じです。自分の中で上がった人のことを書きます。
たまに、「もし寿命があと一週間しかないのなら、なにをしてるだろう」と考えることがありました。「WEB漫画を描いているのだろう」というのが答えでした。しかし実際にそんな状況になってみて思ったことは、「漫画なんか描いてる場合じゃねぇ!」ということでした。
ところが13日の朝、あるWEB漫画描きさんが速攻で震災レポ漫画をうpされてきて、ド肝を抜かれました。僕がやっとこ生きてる時にも、彼は漫画を描いていたのです。負けたと思いました。
暖かい時はどの樹木も青々としていて、常緑樹の青さは目立ちません。しかし寒くなり、他の木が枯れてくると、変わらない松柏(檜に似た常緑樹)の青さは目立ってきます。そんな例え話を思い出しました。

2011年3月12日土曜日

生存報告

埼玉もかなり揺れましたが生きてます。自分や家族には怪我もありません。ちょっとモノが落ちたりはしましたが、被害額はたいしたことなさそうです。一番悔しかったのが、当日の朝買った本のおまけのCD-ROMに、棚から落ちたフィギュアがぶつかって、読み込めなくなってしまったことですねw
ちょっと漫画を描いたり更新したりする状況じゃないため、少し休みます。とりあえずとっ散らかってる部屋の片付けでもします。

2011年3月5日土曜日

記録

日々の記録をつけておくと面白いです。日記でも家計簿でも練習ノートでもなんでもいいです。今の自分も数年後から見れば他人。今の常識は数年後の非常識。記録を見返すたびに「当時はこんなだったの!?」と驚きます。発見も少なくありません。記録媒体はいろいろ試しましたが、自分としては普通の大学ノートが最強という結論になりました。ネットのサービスだと意外とおっくうだし、ペラ紙だと無くしてしまいます。

2011年2月26日土曜日

キャラの「マニュアル化」

イカ娘は比較的原作イメージのまま動かせますが、みつどもえを原作のまま動かすのは難しい。イカ娘はマニュアル化がキッチリしていて他人が動かしても破綻しにくい。しかし本能で描いた作品は他人には動かせない。複数人で作る時には問題になりそうです。また、二次創作が発展するジャンルはマニュアル化が進んでいる印象。アイマスの千早ならとりあえず貧乳ネタみたいな。原作というか二次創作によるマニュアル化ですが。

2011年2月19日土曜日

お絵描き休み日

お絵描きスレとかを見ると、「毎日描け、とにかく描け、絵は休んだ分だけ下手になる!」の大合唱です。でも、そのライフスタイルに適応できる絵描きって実は少数派だと思うんですよね。散歩やジョギングでもそうですが、トレーニングをコンスタントに続けるためには「休む日」を決めてキッチリ休むことが大事な気がします。週1~2日は「絵の休日」を作って、堂々とした気持ちでサボった方がムリなく長続きすると自分は思ってます。

2011年2月15日火曜日

(読書)2月に読んだ本

イチローの名言を紹介し、著者が解説を加えるスタイル。読みやすく、「なるほど!」と思う箇所も多い。
しかし、イチローの発言と著者による解説が噛み合ってないというか、著者がただ言いたいこと言ってるだけでは?という箇所や、明らかにテキトーに書き飛ばしている箇所も多く、全体的に雑な印象。

>メモ

・「人と違うことをするのが僕の基本ですから」 P14
・「練習には限界があります。本番のゲームでしか縮まらないものもある」 P64
・「実戦で本当に必要なことは、たとえば変化球を待っていながら、インサイドに来たまっすぐ高めをヒットすること」 P86
・「ここ何年か、何かが足りないという発想はありません。むしろ、なにが必要ないんだろうって考えるようになりました」 P154



アマチュアとはいえ、モノ描きのはしくれとして、知りたかったことや、漠然と思ってはいたけれど煮詰まってなかった概念に対し、かゆいところに手が届く用に刺激され、非常に面白かった。しかし、無意味に毒を吐いたり、作者の地が出てるところが若干不快な感じも。-1点で4点。

>メモ

・P20他:基礎学力をつける発想ではなく、本番勝負。アウトプットありき。
・P232:世界初のエロ大河小説を書いたのは日本人女性(源氏物語)。
・P260:現代の専門家は、専門知識にプラスして、総合的知識も要る。
・P272:悩みに時間を浪費するほど無駄なことはない。即決してすぐ動け。

2011年2月5日土曜日

しわ寄せ

「今がんばらないと、あとでどこかにしわ寄せが行く」

という法則は、だいたいにおいて正しいと思っています。

たとえば同人誌を描いていて、がんばればもうちょっと描けるけど、つい遊んでしまった。それが積み重なって修羅場に。しかもそんな時に限って用事がガンガン入って地獄。とか。
虫歯があるけど、歯医者に行くのが嫌だから我慢してたら、抜かざるをえないほど悪化して、苦痛も出費も余計にかかった。とか。
内容や重大さは違えど、誰にでも経験あるんじゃないでしょうか。


■ できる奴のイメージ

「できる奴」は、「今がんばって、あとにしわ寄せを残さない」イメージがあります。しわ寄せを後ろに寄せるのではなく、可能なかぎり前に寄せているというか。

知り合いに、開成中学を主席で卒業した人がいます。彼は夏休みの宿題を初日に終わらせていたそうです。今ではどこぞの会社のお偉いさんです。


■ できない奴のパターン

対して、自分も含めた「できない奴」にありがちなのは、「今でもできることを明日に回す癖」です。やるべきことを後へ後へと回していく

後回しにするほどしわ寄せは大きくなっていきます。ごまかせてるうちはいいですが、ある日突然ごまかしが効かなくなって、ドカンと爆発。一気に修羅場になります

何回経験してもこりず、延々繰り返すんですよね…… このループ脱出したいす(´・ω・`)

2011年2月2日水曜日

肩こりメモ

断片的な情報や思いつきを貼ってみます。


■ 運動はわざわざ時間をとらなくていい

この間いったマッサージ屋の親父が、

「わざわざ時間をとって運動をしなくても、作業の合間に10回スクワットするとか、テレビを見ながらかかとを上げ下げするとかでいいんだよね。つまらないことのようだけど、習慣にすればかなりの運動量になるし、やるやらないで全然違ってくる」

と言っていました。

ストレッチも、全身やるのはけっこう手間ですが、肩や首を動かすだけのストレッチならいつでもできるんですよね。手持ち無沙汰な時間でちょこっとやるだけでも、多少は違ってくるのかも。

最近お世話になってる鍼灸師さんにも、

「絵を描く合間に肩回しとかしてください」

と言われました。
自分は30分も漫画を描くと疲れてきて、息抜きにネットをやってますが、その時間で軽く肩のストレッチをするのもいいかも。


■ ラジオ体操最強説

マッサージ屋の親父が、

「いまはいろんな体操があって、それやってるだけで一日終わっちゃう勢いだけど、ラジオ体操だけやっとけばいいんだよね。あれはすごく良くできてる」

と言ってました。

twitterで相互フォローの絵描きさんも、ラジオ体操はいい、肩こりに効くと発言されてました。


■ Youtubeにストレッチ動画が多数

上で述べた肩のストレッチやラジオ体操ですが、Youtubeで見ることができます。

ストレッチ(肩こり)

肩こりストレッチだと、これが再生数・評判ともに高いようです。
(ブログへの埋め込みができなかったのでリンク)



こちらはラジオ体操。


■ 鍼治療の効果

肩こりの治療のためにいくつかの治療を体験してみました。カイロプラクティック、マッサージ、気功整体、鍼治療などを試した中では、初回から明らかな改善が感じられたのは鍼治療だけでした。
他の治療法でも何回も行けばよくなっていくのでしょうが、少なくとも即効性では鍼灸が最強だと思います。

ただ友人は、
「鍼は一瞬すごく効いた気がするけど、結局マッサージが最強。何回も行ってると筋肉が柔らかくなるのが分かる」
と言っていました。


■ 肩こりは胸から治す?

あるストレッチの本に、

「肩こりは僧帽筋がこることでなるのだけど、いきなり僧帽筋にアプローチをかけても根本的な解決にはならない。肩こりは胸のこりから治すべきで、大事なのは胸を開くストレッチ」

と書いてありました。

以前、アシ先の先生が、
「肩こりがひどくなってくると、頭痛がしてきて、最終的に胸が痛くなってくる」
と言っていたので、なにかつながってるのかもしれません。


■ 肩のこらない描き方

現役のアニメーターさんにお会いする機会がありました。「アニメーターさんって一日10時間とか描いてるんですよね。僕は5時間も描くと肩こりがひどくなるんですが、どうしてるんですか?」という質問をぶつけたところ、
「肩がこらない描き方をしている」
とのお言葉。あまりに想定外の返答だったので、具体的にどういう描き方なのかも聞きそびれました。

なにかそういうコツもあるのでしょうし、鍼灸師さんによれば、肩がこりやすいタイプとこりにくいタイプがいるらしいので、体質的なものもあるのかもしれません。

2011年2月1日火曜日

ブログ引っ越しました

「ナユタさん」をFC2ブログに引っ越したので、
「牛帝メモ」をFC2からBloggerに引っ越してみました。
お手数おかけしてすみません。
今後ともよろしくお願いいたします。

ナユタさん
旧・牛帝メモ