2019年8月16日金曜日

ブログをnoteに移すかも (2019/08/16)

牛帝のnote

最近、創作活動のプラットフォームをできるだけ国産サービスで固めたい感があります。

ブログもこのBloggerで大きな不満はないのですが、国産ブログにしたい感があったのでnoteに移行してみます。

数年刻みで定期的にブログを引っ越したり戻ったりしているのでいつもの発作です。

noteではTABLEタグが使えず、『活動履歴』が移行できないため、『牛肉帝国』から活動履歴が消えました。仕方ないね。

一応リンクを貼っておきます。

牛帝とは

牛帝の商業活動&同人誌の記録

『鉱脈』に集中するのが基本? (2019/08/16)

圧倒的キャリアを誇る勝間和代が「社会人にもなって、努力や成長なんて必要ない」と語るワケ

↑自分なりに超ザックリ要約すると、

「社会人が苦手なことに取り組んでも無駄。はじめから売れることをやれ」

みたいな内容です。



営業と創作活動ではだいぶ畑が違いますが、超売れてるエロ同人作家は、はじめからけっこう売れてるケースが多い印象があります。

自分はこの手のアレを『鉱脈』と呼んでいます。

例えばpixivで、いろんなタイプのエロ絵を投下すると、妙に伸びるのもあれば、全然伸びないのも出てきます。自分の場合、なぜか凌辱系が伸びる傾向があります。

YouTubeにいろんな動画を投下すると、どれも100再生いかないですが、たまに謎の伸びを見せるのも出てきます。自分の場合、製本機『とじ太くん』の実演動画や、コピー誌の作り方動画などがそれにあたります。

このように、

「他と比べて謎の伸びがあって、再現性がある」

ものは、『鉱脈』の可能性が高い気がします。

『鉱脈』が見つかったら、専用のアカウントを立ち上げて、そればかり投稿するようにすれば、大きく伸びる可能性があります。

ただ、現実的にはいくら弾を撃っても『鉱脈』が全然見つからないケースの方が多いでしょうし、自分もそれで長いこと苦しんで、最終的には、昔は全然伸びなかった4コマ漫画が実は『鉱脈』だったため、そんなに簡単な話でもないのですが…

2019年8月13日火曜日

2019冬コミケ申し込みました (2019/08/13)



2019冬コミケ(C97)申し込みました。

スペックが高すぎて逆に30歳喪女になってしまったさくらちゃん(ニコニコ漫画)

↑ 2016年9月ごろ描いていて、好評でしたし自分でも気に入っていたけど、いろいろあって本の形にまでは持っていけなかった『さくら30歳』を出したいと思っています。

もし受かって、かつ、制作が順調に進めば、以下のような流れで新刊を出したいです。

  • 2019年8月:COMITIA129 『中年男子の日常 猫の巻』
  • 2019年10月:モテ即4 『神聖もこもこ王国2』
  • 2019年12月:C97 『スペックが高すぎて逆に30歳喪女になってしまったさくらちゃん』



今回申し込んだ後で、circle.msに昔の申し込み記録が残っていたことに気づいて、見返したところ、2009年2月に夏コミ(C76)、1年後の2010年1月にも夏コミ(C78)と、2回申し込んだけれど両方落選でした。

今回は3度目の申し込みでしたが、9年前なので完全に忘れていて、自己申告欄には『2度目の申し込み』と書いてしまいました。

10年前の初回申し込み時、アンケート欄に、準備会の神経を逆なでするようなことをわざわざ書いているのも発見して、コミケ申し込みで黒歴史ノートで過呼吸状態なるというレアな体験をしました。

自分が長いことコミケに申し込まなかった理由の一つが、初回申し込みから2連続で落ちたので、コミケはめったに受からないものだとあきらめた面が強かったことと、それが完全なる自業自得だったことにいまさら気づいて、深く反省しております…

もしも三連続落選になったらさすがに悲しいですが、そうなっても自分のアホさが招いた自業自得ですので、三度目の落選も覚悟しつつ、どっちみち『さくら30歳』は本の形まで持っていきたいと思っています。

あと、この記事を書いててやっと思い出しましたが、サークル名が当時は『絵50』で、現在は『牛肉帝国』に変わっていたのですが、それも完全に忘れており、あまりのガバガバ加減に我がことながら呆れています。



circle.msには詳細なデータが残っていたので、さらにいろいろ思い出しました。

2009年の夏コミでは、『金剛番長』の剛力番長のエロ同人を出す予定でした。AMHR兄貴のエロ同人を委託頒布する案もありました。

2010年の夏コミでは、当時リアルタイム連載の終盤だった『同人王』を7月中に完結させて、600ページくらいある総集編同人誌を頒布する予定でしたが、実際の完結は10月だったので、仮に受かっていても全然間に合わず、落選したことで貴重なサークルスペースを空費せずに済んだのでよかったです…

2019年8月10日土曜日

即売会と〆切 (2019/08/10)

何度も書いてる気がしますが、2年間試行錯誤した結果、一般向けWEB漫画の収益化は即売会一択という感じです。

即売会を主体にするのは、〆切や印刷費や在庫などが発生するので、正直キツいのですが、逆に考えると、僕の創作活動は迷走癖があるので、定期的に〆切があった方が、迷走する余裕がなくなって、むしろまっすぐ走れるとも言えるのか…?

2019年8月2日金曜日

卍雷音を読み返して (2019/08/02)

【全16P】江戸の絵師オタクをパクって大ヒット(pixiv)

当時リアルが大ピンチで、状況を打開する起死回生の一手を期待して立ち上げた漫画でしたが、ほとんど反応がなく、心が折れて一話でやめました。

1年半ぶり?くらいに内容を忘れた状態で読み返しましたが、いま見ると非常に『惜しい』というか、潜在能力はけっこう高いのに、当時の狙いがすべて裏目に出て、自爆して負けた印象です。

もともとは連載が前提だったので、短めの16ページ尺で頻繁に更新しようと思っていたのですが、尺がなさすぎて話が圧縮されて分かりづらくなり、逆効果でした。24ページ以上の尺にしていればだいぶ違ったでしょう。

漫画自体は無料で公開して、AdSense広告で収益化する作戦でしたが、そもそもが無理筋な上に、当時たしか「AdSense広告があります」とかゴチャゴチャとツイートに書いていた記憶があります。読者さんからすれば大いに興ざめだったでしょう。

一事が万事そんな感じで、狙った作戦がすべて裏目に出ていた印象です。

二択があれば、ほとんど全部ハズレを引いてて、運が腐っていたように思えます。

リアルでは、職場の理不尽で退職に追い込まれた直後ですので、運が腐ってるのも当然と言えば当然ですが…

でも、これこそが当時の自分の典型的な負け方だったような気がします。

漫画の技術はかなりあるのだけど、運が腐っていて、二択があれば片っ端からハズレを引く。

たまに当たり牌をツモっても、活すことができなくて棒に振る。

当時『北斎』がすでに当たっていたのですから、普通に北斎シリーズの第二弾を投稿していれば軌道に乗っていたと思うのですが、なぜかそうしませんでした。

ゴチャゴチャ考えて、下手に焼き直して『卍雷音』にして、裏目に出てウケなくて絶望して投げるという自爆のような負け方をしています。

運が腐っていたことに加えて、経験不足でしたし、単純に弱かったとも思います。

2019年8月1日木曜日

2019年後半のスケヂュール(2019/08/01)

ザッとスケヂュールを出してみたところ、なんかこれからほぼ毎月新刊が出るっぽいのですが、それは大丈夫なんですかね…

  • 8月 / COMITIA129 / 『中年男子の日常 猫の巻』(入稿済)
  • 10月 / モテ即4 / 『神聖もこもこ王国2』
  • 11月 / COMITIA130 / 『Twitter4コマ作家物語』
    • 受かれば冬コミもアリ…?

なお2019年の7月までだと、6月のモテ即3で出した『神聖もこもこ王国』だけでした。見方を変えれば年の前半でためてた力を解放したとも言えなくもない…?

  • 6月 / モテ即3 / 『神聖もこもこ王国』

2019年7月31日水曜日

『中年男子の日常 猫の巻』脱稿(2019/07/31)

『中年男子の日常 猫の巻』(メロンブックス)

『中年男子の日常』総集編2巻目の『中年男子の日常 猫の巻』が完成。印刷所に入稿しました。

難産でした… 1巻目の『中年男子の日常 老の巻』が2018年5月発売で、半年くらいで2巻目を出す予定が、実際は1年3ヶ月もかかりました。

お願いする印刷所(しまや出版様)では、8月1日までの入稿分には早割30%オフが適用されるので、絶対間に合わせると決意した矢先に、部屋のクーラーが壊れました。

想像以上に影響が大きく、万全の状態ならサックリ間に合うはずが、だいぶ衰弱しながらギリッギリになりました。

頭からしっぽまで大変な本でしたが、なんとか間に合いそうでホッとしています。

クオリティ的には間違いないと思いますので、ぜひ買ってください(小並お願い)

COMITIA後くらいに各電子書籍でも出す予定です。



実は『中年男子の日常』は、2巻目の『猫の巻』で終わろうとかなり本気で考えていました。

最終的には続行に舵を切りましたが、3巻目が出せるかどうかは正直ちょっとまだ分からない感じですね…



今回新たな試みとして、メロンブックスで998円で頒布することにしました。

116ページ強の本だと、普通ショップ価格は1,296円とかそれ以上するので、相当安いです。

利益が減っても部数が出る方がマシと思っての特攻みたいな価格設定ですが、果たして吉と出るか凶と出るか…

2019年7月28日日曜日

(2019/07/28) スケーラブルなスタイル

だいぶ前からぼんやり考えていたことですが、思考の輪郭が少し明確になった気がしたのでメモ書きです。

WEBで成功しやすいスタイル、特に収益化が安定しやすいスタイルは、一言で言うと『スケーラブル』だと考えています。

WEB作家ではないですが、植田まさし先生の4コマがイメージしやすいかもしれません。同じ基本スタイルで、ほぼ無限に弾数を増やせて、弾数が増えるほど自己強化していき、一方で、いつでも終われるスタイルです。

逆に、長編ストーリー漫画のように、明確なゴールに向かって一直線に進んでいくスタイルは、商業漫画では主流ですが、インディーズ漫画だと収益化が安定しづらい気がします。

2019年7月21日日曜日

(2019/07/21) リアルでつけてる週刊PDCAが一周年

リアルで『週刊PDCA』的なものをつけはじめて一周年です。

初期のと最新のを見比べますと、記述が格段に整理されて分かりやすくなりましたし、インディーズ漫画描きとしての成長は多少感じられるような気もします。

毎日泥水と煮え湯を飲んでるような鬱々とした辛い一年間でしたが、一年前の自分と見比べると多少は成長が感じられるという意味では、実はそれなりに充実してたとも言えるのかしら…??

2019年7月18日木曜日

(2019/07/18) ストーリー漫画は売れず、4コマは売れる

漫画を描きはじめてから20年近く絶望的に売れない状況が続いていましたが、最近はそこそこ程度は売れています。

これまでストーリー漫画とエロ同人を売ろうと躍起になっていましたが、何をどうやっても絶望的に売れませんでした。

同人誌版『同人王(上)』を出したCOMITIA97で売れたのは25部でした。

代表作の『同人王』ですらこんな状況でしたが、4コマ漫画に鞍替えしたとたん、急に何倍も売れるようになりました。

WEB漫画書籍化は4コマが多い?

↑8年前の旧ブログで、当時のWEB漫画書籍化のデータを調べた時も、4コマ漫画は全体的に売れてるのに対し、ストーリー漫画はクオリティは高いのに爆死ばかりという惨状でした。

ストーリー漫画が好きかと聞いたら、みなさん好きと答えるでしょうし、ストーリー漫画を描いてほしいという要望もあるのですが、例えるならマクドナルドとかのサラダみたいなもので、要望は強いけど、実際に出したら肉しか売れないみたいなアレなのかもしれません…

2019年7月16日火曜日

(2019/07/16) 自サイトを少し整理

よく考えたら自サイトとかの更新履歴はブログに書けばよいのでは…?

  • About ← ここだけスマホ非対応でしたがブログに移植したのでスマホで見やすくなりました。内容は大差ありません。
  • 牛帝短編集 ← レイアウトがグズグズだったのを修正しました。

あと、Twitterのプロフィールリンクを自サイトとpixivに変えてみました(前は自サイトとメロンサークルページ)

2019年7月5日金曜日

(2019/07/05) わりと車輪を再発明している

『ボウフラが 人を刺すよな蚊になるまでは 泥水飲み飲み 浮き沈み』

という有名な都都逸かなにかのような日々ですが、創作活動に関しては、毎日ちょっとづつ発見したり進化したりしてはいます。

我ながら画期的と思う発明もたまにはあるのですが、いまブログを見返したら、過去のブログ記事にほぼ同じことが書いてあったりして、車輪の再発明感あります。

でも、細かいところが改良されて、同じアイデアだけど実用度は大幅に上がっており、完全な再発明ではないのでまあ許す(?)

2019年7月2日火曜日

(2019/07/02) 薄い本&イベントメインもアリ…?

これまではザックリいうと、Twitter等で4コマを連載して、100ページ強・千円の『厚い本』にして即売会で頒布する方式でした。

『モテ即3』の新刊『神聖もこもこ王国』は、Twitter等で4コマを連載して本にする点は同じですが、32ページ・400円の『薄い本』という、これまでやったことがないフォーマットでした。

これが大成功したことで、短絡的な考えではありますが、『厚い本』をメインにするよりも、『薄い本』をメインにした方が、読者さんの生態とも僕の生態ともフィットしていてベターなのではないかと思いはじめています。



僕の視点からまず書きます。『厚い本』は描くのがしんどすぎて、発行が著しく困難です。無事に発行できても、新刊と新刊の間が一年とかあいてしまいます。

膨大なページ数を描くこと以上に辛いのは、収益化の間があくことです。新刊が出た直後は預金残高があっても、新刊と新刊の間が1年とかあくと、精神と預金残高がガッタガタになります。

インディーズ漫画活動で真に命とりなのは、売上の少なさ以上に、収益化スパンの途方もない長さと、それに対応できない僕の計画性のなさの方な気がします。



そうして作った厚い本は、読みごたえがあって喜ばれていると思いますし、利益率も高いのですが、実際にイベントに出て、来られた方のオーラからなんとなく感じるのは、

「1,000円本だけではなく、会場限定の500円本とか置いてほしい」

という需要です。



インディーズWEB漫画の総集編を同人イベントで買うのは、もちろん作品が気に入ってのことですが、

「作者がどんな奴か顔を見がてら、軽く課金でもしてやるか」

みたいなアレも相当あると思っています。

自分がCOMITIAに参加する時、昔はそういう気分が強くて、

「あれが〇〇を描いてる△△先生か! なるほどどことなく作風を感じさせる空気感だぁ…」

みたいなことを感じるのが楽しみでした。



牛帝に関しては、田舎のコミュ障おじさんですし、わざわざ実物を見ても面白いことは何もないのですが、読者さんとしては、

『そこそこ有名なインターネットおじさんと直に会って、軽く課金して応援する』

みたいな需要も即売会にはあるのではないかと思いました。

その場合、1,000円だとちょっと覚悟がいるので、4~500円の方が良いのではないか。



そんなこんなで、これまでは『WEB4コマ×厚い本』がメインでしたが、『WEB4コマ×薄い本』をメインにしてみるのもアリかなと少し考えはじめています。

2019年7月1日月曜日

(2019/07/01) 『モテ即3』サークル参加いたしました

神聖もこもこ王国(メロンブックス)

『モテ即3』の新刊がメロンブックス様にも入荷して、委託頒布開始されました。そちらもヨロシャス!

何気に二次創作の一般向けの薄いオフセ本は人生初だったりします。



2019/6/30(日)開催の、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』オンリーイベント『モテないし即売会する3』が開催にサークル参加いたしました。

事前の天気予報では大雨になるのではないかと言われていて、実際は小雨くらいでしたがそれでも雨なので、過疎るのではと心配でしたが、だいぶ盛況だった印象です。

結構多めに新刊を持ち込んだのですが、わんこそばのような勢いで売れて、天狗に化かされてることを疑いつつも、正午くらいに完売。

正午くらいに完売したのは人生初ですし、頒布部数も過去最高を更新いたしました。ありがとうございました!!





バタついてたこともあり、いらっしゃった方との会話はほとんどなかったですが、初代『モテ即』に一般参加したときに感じた時のレポ漫画(↑)のように、

「わたモテのみんなの話をもっと描いて読ませろ! 全部買うから!!」

みたいな無言の圧というか、わたモテ勢のすごい熱量をダイレクトに感じて圧倒されました。



もし『モテ即4』があるならば、『神聖もこもこ王国2』を出したいので、体勢を立て直して、また週一くらいでわたモテ4コマを投稿したいと思っておりますが、常時迷走おじさんですので、いつものごとくグルグル目で迷走する可能性も巨レ存です(無計画相撲)

2019年6月23日日曜日

(2019/06/23) 縦漫画でもA5判の本にできるかも

紙の同人誌の縦横比率に関してずっと勘違いしていたのですが、A5判もB5判も縦横比率は同じなんですね…(横より縦の方が1.4倍くらい長い) なぜかずっとB5判の方が縦長だと根拠なく思い込んでました。

それに関連して、解決不能と思われていた問題が一気に解決したかもしれません。

個人的な意向として、自分の漫画から横のコマ割りをなくして、縦移動だけのコマ割りにしていきたいと思っています。

スマホで読む場合、明らかにそっちの方が読みやすいですし、若い人は漫画のコマ割りが読めなくなってきているとも聞きます。

ワンチャン海外展開もしやすいかもしれません(日本の萌え4コマの海外版を読むと分かりやすいですが、コマ割りが縦のみであれば、縦書きのセリフを英語に直すだけで、左右反転とかしなくても特に不都合なく読める)

しかし縦漫画は、横より縦の方が長い画像比率にしないといけないため、てっきり新書判とかの特殊な判型にしないと本には収録できないと思いこんでいたのですが、意外とA5判が縦長だったため、『北斎エロ同人を学ぶ』の縦横比率(縦900px, 横520px)であれば、まったく無理なくA5判の本にできると判明いたしました。

新書判とかの本だと、収益化がメチャクチャ面倒になるため(※)、描く上での大きな壁になっていたのですが、実際は別に悩む必要がない問題を、自分の勘違いで解決不能な問題と思い込んでいました。

※収益化がメチャクチャ面倒になるため:新書判の同人誌の相場がない。少なくともA5判より大幅に安くせざるを得ない。新書判だと同人ショップで不利。新書判だとクリスタからKindle用の書き出しが厳しそう。ワンチャン書籍化しても本屋の新書判の本棚にはWEB漫画を書籍化する出版社のブランドがない。これまでの同人誌と違うサイズになるし、一般的な同人誌の大きさでもないので、読者さんの本棚の変な位置で孤立して不便。

2019年6月20日木曜日

(2019/06/20) 牛帝ポータル少し改装しました

牛肉帝国

牛帝ポータルサイトを少し改装しました。

本当は〆切直前なのでこんなことやってる場合ではないのですが、脳が完全にサイト改装モードに入ってしまった(試験前大掃除並感)

はてなブログProを借りようかなとか最近考えてましたが、年8,500円とかかかりますし、自サイトの小改装で対応してみることに。

はてなブログProなら、一つのブログに漫画も記事も載せられるので捗りそうだと思ったのですが、漫画の仕様がバラバラすぎる(更新頻度や画像サイズやオリジナルか二次創作かなど)上に、ブログは細かいさわり心地みたいなところで変にこだわりが出てしまって納得できない点が多く、あれこれ考えた結果、読切漫画とかなら、漫画本編はHTML直打ちで自分のサーバーに載せて、漫画のインデックスページだけブログ記事で作る折衷案を試してみることに。

漫画のインデックスページは、サムネイル画像を作ったりするのが地味にクッソ面倒で、毎回遅れるので、ブログの方が楽そう。

漫画を載せないなら無料版のはてなブログでもよいと言えばよいのですが、それなら現在のBloggerの方が広告出ないし軽いので良いかなという気も。

2019年6月19日水曜日

(2019/06/19) モテ即3ギリギリ間に合いそう

神聖もこもこ王国(メロンブックス)

6/30に東京浅草の都産貿台東館で開催のわたモテオンリーイベント『モテ即3』に出す予定の新刊、メロンブックス様で予約受付中ですヨロシャス!



『モテ即3』の新刊は4コマ部分が本日完成し、あとはネームができてるおまけ漫画を残り5ページ作画すれば完成で、ギリギリ間に合いそうです。

そもそも当初『モテ即3』に出るつもりは全然なかったのですが、5月27日に友人とお茶をして、テンションが上がった勢いで申し込みました。

〆切までめいっぱい使っても残り28日で薄い本を出すのは遅筆なのでそもそも厳しいのと、僕はわりと時間感覚がガバガバなところがあるので、自分を信用せず、Googleスプレッドシートでガントチャートというか進行表を作りました。

これがメチャクチャ役に立ちました。

時間感覚がガバガバなのは自覚してましたが、進行表と比べると思ってた以上にガバガバで、本人の感覚では、

「これだったら超余裕で間に合うのでは?」



「やべぇ絶対間に合わねぇ!」

の間を行ったり来たりしていて、表で冷静に日数計算できなければ、確実に間に合わなかったと思います。

根本的にさんすう能力がだいぶ怪しく、ほっとくとお気持ちどんぶり勘定状態に絶対なるので、原稿の進行表に限らず、何もかも逐一Googleスプレッドシートで計算した方がよさそうだなと思いました(小並感)



ブログはここ(Blogger)でしばらくやってましたが、WEB漫画の画像をうpるのがクッソ面倒なのと、なんか画像に変な影がつくのがどうしても気に入らないので、また別のブログに移りたい気分に少しなってきています。

2019年6月8日土曜日

(2019/06/08) わたモテ本製作中

まだ当落出てませんが、とりあえず6/30の『モテ即3』に向けてわたモテ本の製作を毎日進めております。

わたモテ二次創作は、おかげさまでご好評いただいてますし、自分的にも良いフィーリングがあります。

しかし正直なところ、毎日ひたすら同じネタを描いてると、別のを描きたくなってくる感はありますね…

『中年男子の日常』も、ほぼ毎日更新してた時は、24本くらい描くと嫌気がさして長期休載に入るパターンが何度かありましたので、毎日ひたすら同じのを描くのが苦手なようです。

『選択と集中』ならぬ、『非選択と分散』って感じですね… 長所としては『詰みにくい』。短所は強い『火力が弱い』のと『追い込みに弱い』。

イベント〆切がなければ、日替わりとかで複数の連載を切り替えて描く方が自分に向いてる気がします。

毎日描くとネタ枯渇問題が表面化してきますが、週一ペースくらいなら、その4コマを描かない6日間でわりと自然にネタが出てきますので、ネタ出しのストレスもほぼありませんし…

2019年6月4日火曜日

(2019/06/04) カラーWEB漫画単行本化問題の解法

『WEB漫画はカラーの方が目立って有利だけど、総集編同人誌は白黒じゃないと印刷費が高くなりすぎるので、単行本化前提であれば白黒漫画一択問題』というのがあります。

長年悩んでいたこれの解法をやっと思いつきました。

新幹線と腕相撲をするおじいさん兄貴のWEB再録本+『ネット絵学2』方式で、

『WEB版はカラーだが、紙の単行本は白黒で印刷。しかし巻末に無料PDF版DL用QRコードを掲載。無料PDF版はカラーにする』

のがベストかもしれません。

2019年5月28日火曜日

(2019/05/28) イベント申し込みました×2

ふたつのイベントにサークル参加申し込みしました(現時点では当落不明)



2019/06/30(日) 『モテないし即売会する3』

『わたモテ』オンリーイベントです。間に合えば薄いオフセ本を出したいです。

最近描いてる『わたモテ4コマ』のまとめ本ですが、まだ4本しかなく、今からほとんどのページを描くので、実質描きおろしです。

同人ショップでも委託頒布予定。

初の同人誌を出してから15年くらいたちますが、二次創作の一般向けの薄い本はほぼ人生初な気がします(『びーむちゃん』の旧総集編が一応該当する)



2019/08/25(日) 『COMITIA129』

いつものオリジナルオンリーイベントです。『中年男子の日常 猫の巻』を出す予定。

同人ショップ(+Amazon?)委託のほかに、電子書籍でも出します。

今回は5月のCOMITIAに続いてビッグサイトの青海棟での開催です。

現地に行った人が口をそろえて「暑さがヤバい」「電波が通じない」「ここでコミケは厄い」と言ってるので、虚弱体質の僕は暑さで倒れないかが心配です…

今回も鉄鋼団のNOIE兄貴に来ていただき、『STARLIKE』を委託頒布予定です。鉄鋼団ファンの方もゼヒゼヒ!

2019年5月25日土曜日

(2019/05/25) インディーズ漫画の時給

『中年男子の日常 老の巻』の販売データを改めてまとめてみたのですが、どうも時給換算すると、前のパートの時給よりも、いまインディーズで漫画を描いてる実質的な時給の方が大幅に高くなったようです。

多少の計算誤差はあると思いますが、それを考慮しても差があるので、もはやパートをするよりも、家でインディーズで漫画を描いている方が儲かる世界線に突入した…? 正直、現実感がないです。

ただ、漫画を描くのは、パートで肉体労働するよりもむしろ消耗するので、日々の作業時間が伸びないんですよね… そのせいでド貧乏です。

僕は首が非常にコリやすいらしいので、それが体力的なボトルネックになってるのではないかという気もするのですが…

首のコリを取るストレッチを習慣化するとか、デカい液タブを買って線を引くのを楽にするとか、家をキレイにしてそもそものストレスを減らすなどして、日々の作業時間を伸ばしたいです。

あるいは、もっと売れるようになって、実質的な時給をさらに引き上げたいです。

2019年5月23日木曜日

(2019/05/23) 4コマとベストの形

これまでいろんな4コマ漫画フォーマットを発明してきました。

中でも『中年男子の日常』の、4コマの左側にキャラ紹介欄と読者コメントを収録するスタイルは、1ページあたりの情報量が非常に多いため、これが最強フォーマットではないかと一時期考えていました。

既存の4コマタイトルも、いったんこのフォーマットに編集しなおしたりしたのですが、実際にやってみると、タイトルによって合う合わないがあると感じました。

考えてみれば当たり前ですが、4コマフォーマットにもそれぞれ特性があり、作品にもそれぞれ個別の特性があり、作品によって相性の良いフォーマットは異なるのでしょう。

自分から見た、4コマスタイルの特性と、それぞれにフィットする作品をちょっと書いてみます。



◇ プレーン4コマスタイル



  • 強味:一番シンプルな形なので、基本すべてにフィットする。かなり縦長なのでスマホだと特に見やすい。余計なものがないため、1本単位だと製作時間も最短。
  • 弱点:オリジナル作品だと、キャラクター設定が分かりづらい(それを補完するのが下記のキャラ紹介スタイル) 1ページ埋めるのに2本必要なので、1ページ単位だともっとも製作時間がかかる。

>フィットした作品

  • 単発の二次創作4コマ:単発の二次創作はプレーン4コマがシンプルイズベスト。



◇ 半ページイラストスタイル



  • 強味:メインヒロインの魅力を強調できる。
  • 弱点:イラストを描くのが大変。メインヒロインが複数いる場合、使いどころがちょっと難しい。

>フィットした作品

  • ワルよん:基本的に単独ヒロイン作品で、ワルキューレ自身も人気なので、おそらく半ページイラストスタイルがベストと思われる(まだ実行はしていない)



◇ ネタ解説スタイル



  • 強味:予備知識を要求されるようなマニアックなネタだと、作者か読者コメントによるネタの補足説明があった方が初心者にやさしい。テキストなので、1ページあたりの製作時間もこの中では最短。
  • 弱点:解説する余地があまりないような作品だと書くことがないため、使える作品が少ない。

>フィットした作品

  • びーむちゃん:ネタがマニアックで分かりづらいため、当時の読者さんの要望で解説欄を設けて好評だった。



◇ キャラ紹介スタイル



  • 強味:オリジナル作品だと、キャラクター設定が分かりづらいため特に有効。マストまである。キャラ設定を知っている二次創作でも、キャラ紹介文は一種のミニコラムのような楽しさがあったりする。
  • 弱点:特にない。一番バランスのとれたフォーマットかもしれない。弱点とはちょっと違うが、登場キャラクターがほぼ固定だと、キャラ紹介欄を設ける意味があまりない。

>フィットした作品

  • わたモテ4コマ:原作に忠実な二次創作なので、キャラ紹介欄がなくても問題ないが、キャラクター数が多く、各キャラの情報量も多いので、キャラ紹介文があった方が楽しく読める。



◇ キャラ紹介欄+読者コメント収録スタイル



  • 強味:読者コメントが良い感じに機能している場合は、読者コメントの力で深みが出て、作者単体の力よりも面白い作品になる。
  • 弱点:ピーキーな性能で、作品や作家をかなり選ぶ。読者さんがコメントでツッコミやすいタイプの作品じゃないと難しい。コメント編集作業等で製作時間がかなりかかる。あまりにも情報量が多すぎて、読者さんの好みが分かれるかも。

>フィットした作品

  • 中年男子の日常:オリジナル作品なのでキャラ紹介欄があった方が良い。また、4コマのテーマ上、読者コメントでネタを補完してもらった方が深みが出て面白くなる。
  • びーむちゃん:biim兄貴本人に公式なキャラデザがない関係で、元ネタが分かりづらいので、キャラ紹介欄があった方が良い。biim兄貴ガチ勢が良い感じにコメントしてくれるので、読者コメント欄があった方が面白くなる。
  • さくら30歳:原作からキャラデザを大幅に変えている関係で、元ネタが分かりづらいので、キャラ紹介欄があった方が良い。ツッコミどころしかない感じの二次創作なので、読者コメントによるツッコミとも相性が良い。



◇ 番外編:判型に関して

  • B5判:2~30ページ程度の薄い本を出しやすい。判型が比較的縦長なのでスマホと相性が良い。弱点は、A5判の総集編本を出すには原稿を縮小しないといけないことだが、大は小を兼ねるで、これはまあなんとかなるか。
  • A5判:印刷費が比較的安価。60ページ以上くらいの総集編本を出す場合に有効。弱点は、物理的に小さいので、同人ショップに置かれるとB5判の本より目立たない。

2019年5月22日水曜日

(2019/05/22) 人生の問題の根本原因は『商売下手』

自分はなぜこんなに運がないのかと、前のパートをやっていた時から毎日考えていましたが、いま思うと原因は明確で、『貧乏だから』の一点につきます。

大人になると、不幸を避けるにも、良いことが起きるにもお金がいる。貧乏だと、すべての不幸が直撃するし、良いことなどひとつも起きません。

自分の場合、3年ほどパートタイマーをしておりましたが、たったの年収100万円で、体を壊して2年間立ち直れないほど酷使される現実を思い知らされました。

僕の唯一のとりえは漫画ですので、漫画で稼ぐしかない。しかし漫画も、商業出版でヒットを飛ばせるタイプの才能ではない。ヒットを飛ばせない作家が出版社を頼ってもポイ捨てされるだけです。

誰かと組んで収入が上がったこともないため、少なくとも漫画では、誰かの手助けで収入が上がる目はないでしょうし、この点に関して一切希望を持っておりません。

つまり、自分ひとりで工夫して、自らの手で漫画を世間に売り込んで、実質的なページ原稿料を上げていくしか、人生の活路を切り開く選択肢はないのでしょう。

不幸中の幸いというか、描いてる漫画はここ4年くらい安定して面白いし、評判も良いので、良い面を信じてなんとか自力で売り込んでいくしかない。

まとめると、自分の屑運の原因は『貧乏』で、貧乏の原因は、自分の漫画をうまく売れない『商売下手』にあると考えるようになりました。

いつまでたっても人生がうまくいかず、あらゆる不幸がわいてくるのは、商売が下手で儲けられてないから。面白い漫画を描くのは当然として、とにかく少しでも商売をうまくしたいです。

2019年5月21日火曜日

(2019/05/21) ブログを見返すと感じる自分の感覚のズレ

たまに自分のブログを見返すと、自分が書いたものなので当然ですが、言いたいことが分かる時もあれば、それとは逆に、自分で書いたのに、

「コイツ考えがズレてね…?」

と思う時もけっこうあります。

特に退職前に書いた漫画論系の記事は、いま見ると全然ズレてるし、机上の空論感が強く、そりゃこの当時いくらがんばっても報われないわけだと思いました。

2019年5月19日日曜日

(2019/05/19) 総集編同人誌



『中年男子の日常 猫の巻』の表紙がほぼほぼできました。



121202 総集編同人誌の標準形

個人的に8年前から総集編同人誌を研究していて、これまでの研究の総決算的な本になりそうです。

いま上記の記事を見返すと、当時は不思議とわかってませんでしたが、要するにA5判・108~132ページの総集編本は、イベントで1,000円で頒布できるのが最大の長所だと今は考えています。



120902 『COMITIA101』レポ1

7年前のCOMITIAレポも発見して遠い目になってます。思えば遠くに来たもんだ…



120902 『COMITIA101』レポ4

前述のCOMITIAレポだと、パート4の『総集編同人誌はますます増える』という考察が個人的に興味深いです。

確かに総集編同人誌は増えたと思いますし、僕自身も当時の『同人王(上・下)』に続いて、『中年男子の日常 老の巻』『びーむちゃん』、そして今回の『中年男子の日常 猫の巻』と5作も出してますが、当時と今ではあまりにも違う概念で総集編本を作っていることに気づいて衝撃を受けています。

この時は、趣味で無料のWEB漫画を描いて、総集編同人誌にしたら人生の記念になるし、COMITIAは雰囲気も良いし、100部刷ってなんとか完売できればプラマイゼロ収支にできるよ、という単純素朴な世界でした。

今はこのころよりもすべての技術や考えが格段に詰められているため、良くも悪くも『総集編同人誌』というものの概念が根本的に異なっています。

2019年5月12日日曜日

(2019/05/12) 間作と輪作

『ビジョナリー・カンパニー2』という本で提唱されている『針鼠の概念』は、毎日4コマスタイルと相性が良く、ここ2年ほど影響を受けています。

すごく大雑把に言うと、『もともと情熱と能力を持っていて、経済性も高い分野に一極集中しろ』みたいな教えです。

しかし、漫画という分野は爆死リスクが異常に高い。今回、CG集が予想よりも売れなかったことで、はからずもそれが実証されてしまいました(悲しい)

漫画で一極集中は危険であり、農業でいうところの『間作』『輪作』=何種類かの作物を交互に植えたり、順繰りに作っていったりするやり方のほうがベターではないかとも思いはじめています。

一ヶ月くらい前から『中年男子の日常』『わたモテ4コマ』を週一ペースで投稿しているのは、うまくいくかはわかりませんが、試しにそれをやってみてる感じです。

2019年5月10日金曜日

(2019/05/10) エロCG集頒布開始

3月中旬から作っていたオリキャラ『二宮甘味』のエロCG集が完成して、DLsiteとFANZA同人で頒布開始しました。

(Bloggerだと、アダルトのにリンクを貼ると規約に触れる可能性があるため、リンクは貼りません)

現状(発売当日の19時時点)だと、部数はこんな感じ。

  • DLsite:17部
  • FANZA同人:8部

発売直後ということもありますが、正直、よく売れてるとはいいがたい数字…



おそらく読者さんの視点だと、評判の良いうなぎ屋が、突然オーソドックスなカレーを出したようなもので、

「うなぎ屋が海鮮丼とかならわかるけど、普通のカレー出されても…」

みたいな感じなのではないかと。

しかし実は、そのカレーは水面下でかなり研究されていて、わりと仕上がっているのですが、いうてもうなぎ屋なので、さすがに専門店の味には勝てない。となると、

「カレーが食べたいなら、カレー専門店で食べるよ」

「うなぎ屋にはうなぎを食べに行くのだから、普通にうな丼出してよ」

的な力学が働いているのではないかと自己分析しています。

2019年5月6日月曜日

(2019/05/06) よく考えると『ナユタさん』の時点で毎日4コマスタイルだった…?

【過去の連載】ナユタさん

2011年1~6月に自分のブログで連載していた4コマWEB漫画です。

4コマはほぼはじめてだったので、全体的にギャグの火力が低く、当時の周囲の反応は、

「同人王みたいなのを描いとけばよいのに、迷走してヘタクソな4コマ描いてスベって、牛帝はアホちゃうか?」

くらいのものでした。

いま振り返ると、それまでの流れをぶった切って強引に4コマスキルを高めたことが、数年後にものすごく役に立つのですが、当時は理解者皆無。

自分でも、この経験があとで生きるとは夢にも思っておらず、

「判断ミスった…別の連載にしておくべきだった…」

と、後悔ばかりしていました。

2019年5月1日水曜日

(2019/05/01) Twitter10,000フォロワー到達



昔からの悲願だったTwitter10,000フォロワー到達いたしました!

現在の4コマ垢だけで3年、最初の垢からだとおそらく10年かかりました。

覚えているだけで4~5回はTwitterアカウントを爆破してましたが、意外と何とかなるものです。

twilogのグラフはこんな感じです。

ほんやくチームの↓の記事に影響されて、アカウント開設時からtwilogに登録したため、最初からデータが残っています。サンキューほんチ。

【2016アーカイブ】あなたがTwitter上で作品を連載するうえで重要と思われること:虚無の暗黒に挑むには

【2016アーカイブ】あなたがTwitter上で作品を連載するうえで重要と思われること(02):虚無の暗黒がやってきたら

グラフを見ると、2017年12月の『中年男子の日常』連載再開以降はおおむね安定してフォロワーが増え続けており、やはりあれが最大級のターニングポイントだった感あります。

2019年4月23日火曜日

(2019/04/23) Twitter10,000フォロワーにリーチ

牛帝@おっホイ4コマ(Twitter)

以前からTwitterで10,000フォロワー達成が目標だったのですが、現在9,500を少し超えて、いよいよ5桁の大台にリーチがかかりました。

4コマ垢を作ってから約3年。最初のTwitter垢開設から10年かかりました。自分振り返りいいすか(隙自語)



Twitterはなんというか、根っこの部分で自分と相性が悪く、1年くらいやってると気分が煮詰まってきて、アカウントを作っては爆破していました。

2016年6月、どうせまた数ヶ月で爆破するだろうという前提と、その場の妙なノリで、現在のTwitter4コマ垢を適当に作りました。

ただ、我ながらいくらなんでも垢を爆破しすぎですので、対策を考えました。

人間関係に煮詰まるのが原因ではないかと仮説を立てて、今回は作品投稿用アカウントと割り切って、誰もフォローしないことにしました。

極端な手ではありますが、結果的に爆破せずに現在も続いてますので、自分にとっては正解だった気がします。



アカウントを開設して、しばらくは無人の荒野だろうと思いきや、いきなり過去4コマの再投稿がバズって、1ヶ月もたたずに旧アカウントのフォロワー数にだいぶ追いつきました。

「7年くらいTwitterやってるけど、こんなのはじめて。この垢は何かモッてるのでは…?」

と当時思った記憶があります。

しばらくして、リアルでいろいろあって退職。この時のフォロワー数が1500~2000の間くらいでした。



その後、新幹線と腕相撲をするおじいさん先生や、ガルパン・けもフレ時代の福岡太朗先生を参考に、自分なりのTwitter4コマスタイルを模索しました。

2年ほど4コマとかを投稿したりしなかったりし続けて、おおよそ8000フォロワー増えました。

最初の垢を作ってから10年間。何度も爆破しながら、それでも少しづつ学習し続けて、自分的には過去最高の戦績になりました。

2019年4月14日日曜日

(2019/04/14) 『中年男子の日常』電書1・2巻の仕様を紙の本版(老の巻)に差し替えました

生来の無計画ぶりに加えて、電子書籍での経験不足もあり、『中年男子の日常』の頒布体制は、紙と電書で尺も違えば、電書だけでも各ショップで値段が違うなど、我ながらグチャグチャでした。

少し前にCOMITIAに出た時も、

「この紙の本は電書とどう違うんですか?」

とだいぶ聞かれて、自分の無計画出版を大反省しました。

頒布体制のグチャグチャさが、中年男子を終わらせたい原因の25%くらいを占めてましたので、思い切って紙の本版(『中年男子の日常 老の巻』)に単行本の仕様を統一して、各ショップ756円(税込)で電書の値段も揃えることにしました。

電書1巻の内容を『老の巻』に差し替えれば、すでに電書版を購入済の読者さんも再DLできるため損はしないと考えて、それが可能か各ショップに問い合わせました。

結論から言いますと、各ショップの中の人のご厚意でおおむね成功したのですが、Kindleだけはダメでした(後述)



◇ Kindle以外の電書ショップに関して

Kindle以外の、DLsiteFANZA同人BOOK☆WALKERBOOTHに関しては、すでに以下のように差し替えさせていただきました。

  • 旧電書(1巻):本編 1-44 収録 → 新版(紙の本=老の巻):本編 1-100 収録(内容追加)
  • 旧電書(2巻):本編 45-88 収録 → (内容重複のため販売終了)

『中年男子の日常(1)』を紙の本(老の巻)のファイルに置き換えて、収録ページ数を倍以上増やしました。

収録尺が伸びたことで内容が重複するようになった『中年男子の日常(2)』に関しましては、販売終了させていただきました。

大変お手数ではございますが、Kindle以外で電書1巻を購入済の方は、各ショップの管理ページなどから再DL等をお願いいたします。

電子書籍の2巻だけ買われた方は、本当にすみません。



◇ Kindleに関して

Kindleに関しても、上記と同じ差し替え処理をしたいとAmazonに問い合わせたのですが、

「それは無理です。既存のKindle本を販売終了して、新しく『老の巻』を出版して下さい」

と却下されてしまいました。

  • Kindleには『新しい版を出版した方が適切と思われるほど大きな変更を加えるのは禁止』規約があり、今回の変更はそれに該当する。
  • そもそも改訂版を出したところで、KindleにはDLsiteのようなバージョンアップお知らせ機能が原則ないので、すでに買ってる読者さんの本を最新版に差し替えるのはきわめて難しい。

以上が理由です。大規模修正禁止規約は初耳でしたが、内容の差し替えに関しては、Kindle版『中年男子の日常(1)』の表紙を差し替えた時にもトラブったことがありました。

ダントツで売れてるKindleだけが差し替え却下という一番困る展開で、どうするかだいぶ悩んだのですが、他のショップはすでに差し替え完了してますし、Kindleだけ旧版のままにしておくと、事態がますます収拾不能になってしまいます。

断腸の思いで、本を買って下さった数百名の読者さんにご迷惑をおかけすることを覚悟の上で、Amazon側の提案通り、既存の電書を販売終了して、『中年男子の日常 老の巻』を新たに出版することにいたしました。

あくまで販売終了で、公開終了ではございませんので、すでに購入済の方は引き続き読めるはずです。

また、旧電書に含まれていなかった その89-100 に関しましては、次巻の『中年男子の日常 猫の巻』に収録いたします。

電書版1・2巻を購入済の方は、新たに『中年男子の日常 老の巻』を購入する必要はございません。



◇ 牛帝猛省

自分の無計画ぶりを猛省しております…

前にも『どこでも出版』で紙の本を出して、すぐに止めたこともありました。

電書仕様ガバガバ問題の一番きれいな解決策は、『中年男子を電書3巻目で終わらせる』ことで、実はその方向で進めていたのですが、最近は内容的に良い感じなこともあり、終わらせるのが惜しくなってしまいました。

しかし続けるとなると、仕様バラバラ問題がボディーブローのように効いてきます。

結局、強引に連載継続&電書刷新に舵を切りましたが、読者の皆様には多大なご迷惑をおかけしてしまい、重ね重ね申し訳ございませんでした…



◇ Kindle余談

Kindleで『中年男子の日常 老の巻』のファイルを新規出版で登録したところ、Amazon側から、

「あなたは本当にこれを出版できる権利を持ってますか? 権利関係の証拠となる書類を提出してください」

というメールが来ました。

中年男子の日常 老の巻(紙版)

上記の紙の『老の巻』のAmazon販売は、Amazon販売代行業者である密林社さんにお願いしています。

そのことで、『出版社: 密林社』と書いてあるので、おそらく、密林社を出版社と勘違いしたのではないかと思われます。

「この本は牛帝の個人製作で、権利は100%自分にあります。密林社は出版社ではなく販売代行業者で、権利関係の契約は一切ないため、提出できる書類がそもそも存在しておりません」

と返答したところ、納得していただけて、販売開始になりました。

中年男子の日常 老の巻(Kindle版)

Kindleは一番売れますがいろいろ面倒ですね…

2019年4月8日月曜日

(2019/04/08) 読切路線復活?

読切『エロ同人作家がコミティアに初参加したけど12部しか売れなかった話』を描いてから、しばらく読切主体で活動していましたが、描くのが大変なわりに収益化のメドが立たず、自然消滅のような形で終わりました。

それから3年たち、いろいろ経験を積んで知識も増え、『中年男子の日常』というIPもできたので、ブラッシュアップした読切路線を復活させても良いのかも…とちょっと考えています。



◇ ザックリしたアイデア

読切といっても完全新作ではなく、中年男子キャラがそれぞれの役を演じる『エロ同人作家がコミティア~』みたいなのを想像しています。

男子が八木崎(主人公)役、猫菱が濡犬堂(友人の同人作家)役みたいな感じで、昭和の人気コメディアンが演じるコントというかドラマのようなイメージです。

それを主砲にしつつ、スタビライザーとして、週一ペースで従来の4コマ版『中年男子の日常』を投稿しようかと考えています。



◇ 毎日4コマの問題点

毎日4コマスタイルが順調なのに、わざわざ路線変更しなくても…と思われるかもしれませんが、堅調ではありつつも、問題点も感じています。

まず、単純に毎日更新できないというか、最近更新が止まりすぎてます。フィジカル的に遂行が難しい。

また、Twitterに依存しすぎていて、垢の凍結や、Twitterが亡びて突然終わる可能性がわりとあります。

pixivやInstagramでもほぼ同じことはできるのですが、オリジナル4コマはTwitter以外ではあまりウケません。

良くも悪くも、Twitterとオリジナル4コマ(あるいは4ページ漫画)の相性が異常に良すぎるのです。

現状4コマに追い風が吹いていますが、Twitterの崩壊とともに無風、下手したら逆風が吹きはじめるのではという危惧があります。



◇ 読切の問題点 → 具体的な収益化方法

読切の問題点は、やはり具体的な収益化方法です。

理想的なのはこんな感じで(↓)、読切漫画の最後に100円とか課金できるシステムがあって、気に入ったらおひねりを投入できるとよさげです。

円居さんと僕 | 平林緑萌 | note

これならバズっただけ収入になります。

しかし、現状のnoteだと、読切漫画でこれをやるのは実は難しい。

画像の枚数上限が30枚までなのと、画像主体だと有料区間が強制的に画像2枚目以降になってしまうのと、普通のnote記事なら有料区間は自由ですが、画像の表示がなんか微妙まるとかで、できそうでできません。

かといって、他にスマートにできるところも知りません。

でも、仮にこのシステムで理想的なものが完成して、しかもバズったたとしても、32ページ描いて100円課金では、原稿料換算すると実は全然儲からないかもしれません。

仮にバズって500人が購入してくれたとして、100円のうち75%が収益になるとザックリ仮定すると、収益額は37,500円。

32ページで割ると、ページ原稿料は1,172円。ページ原稿料目標は6,000円ですので、どっちみちこの方法はダメかも…

かといって、他にシュッとした方法があるわけでもないので、やはり収益化問題が厳しい感じです。

2019年4月3日水曜日

(2019/04/03) 机を新調

バランスボールをイスにすると捗るし健康にも良いと聞いて、バランスボールを購入しました。

しかしバランスボールに座ると沈み込んでしまい、机が高すぎてマトモに作業できないため、高さを調整できる机を探しました。

独身男性の部屋によくありそうなイメージの(僕の部屋にもあります)、ルミナスラックが机を出したらしく、それをホームセンターで見かけ、実売9,000円程度とお手ごろ価格で高さを調整できるため購入。

ルミナスノワールデスク 110W

↑これです。

しかし体質的なものか、速攻で腰が壊れそうになったので、バランスボールのイスは即中止。

その代わりに、これまで使ってたイスに合わせてルミナス机の高さを調整しました。

70cm→65cmで5cm低くしてみたところ、明らかに描いてて集中力が途切れにくくなったような気がします(身長170cm)

バランスボールのイスは自分的には失敗でしたが、結果的に良い買い物をした気がします。

高さを調整できる机は、机の高さが合ってない勢が買うと捗るかもしれません。

ただし、僕が買った机は奥行きが狭くて使う環境を選びそうなので、これをオススメするかは人と環境次第という感じです。



ちなみに、これ以前に使ってた机は、無印良品で5,000円くらいだったダイニングテーブルかなにかでした(高さ70cm)

『同人王』リアルタイム時の2010年ごろから、少なく見積もっても9年ほどお世話になりました。

2019年3月25日月曜日

(2019/03/25) コンプリートファイター志向

自分にとっての漫画入門書であった、手塚先生の『マンガの描き方』に(藤子先生や石森先生だったかも)

「新人のうちは自分の持ちジャンルを決めず、ストーリーでもギャグでも少女漫画でもなんでも描いてみれ」

みたいなことが書いてあったのと、その後、総合格闘技イベントの『PRIDE』にハマって、価値観に影響が出たことから、僕はWEB漫画描きとしてわりとコンプリートファイター志向なところがあります。

WEB漫画描きは、得意な作風を徹底的に磨いて、際立った一芸のヒット作のみで勝ち進んでいくタイプがわりと多いですが、自分は逆に、ストーリーでもギャグでも4コマでもエロでも何でも描けて、インターネットも商売のこともそこそこ理解していて、連載もそれほど長くは続けず、ある程度弾をバラけさせて撃っていくタイプになりたい感じです(単純に飽きっぽいのもあります)

どんどん変化していくタイプの長所は、それまでの得意技が通用しない世界になっても別の技で戦えるため、時代の変化に比較的強い。リスクヘッジ的に太い点です。

短所としては、器用貧乏タイプになりやすい点が挙げられます。一芸特化タイプの破壊力に押し負けて、中堅ポジションから上にも下にも行けない状況になることが多いのですが、そういう欠点は認めつつも、個人的な好みとして、大まかにはそういうベクトルで動いている感じです。

2019年3月15日金曜日

DLエロ同人+総集編案(2019/03/15)

去年のデータから考えると、何とか生きていけそうなページ原稿料は6,000円です。

これが当面の目標になるのですが、インディーズ漫画は、商業漫画と違って原稿料が出ません。

自主制作の電子書籍と同人誌だけでページ原稿料6,000円を達成するのは至難の業です。



現状、無料のWEB4コマを連載して、総集編本(電子書籍+同人誌)を売るビジネスモデルで活動しています。

これも悪くはないのですが、WEB再録本はどうしてもページ単価が大幅に安くなってしまう傾向があります。

何十回も書いておりますが、ダントツで一番本が売れるKindleの掛率が低すぎるのも問題です。

それらの問題から、総集編の売上だけで生きていくのは、5桁後半台のフォロワーがいなければほぼ不可能だと思うようになりました。



頭をひねって、総集編とは別になにか高単価の商品も作って、デュアル収入で食っていく案を考えました。

ザックリいうと、総集編と並行してDLエロ同人を出して、平均でページ原稿料6,000円を達成できないかと。

一般向けの無料WEB漫画と並行して、DLエロ同人で収入を得ているWEB漫画描きは十年前からいます(たいてい別名義)。わりと古典的で、実績もある手です。

DLエロ同人じゃなくても、フィギュアとかドラマCDとかマッハ新書とか、比較的短時間で作れて高単価で売れれば正直何でも良いのですが、現状、DLエロ同人が一番現実的な気がします。



最大の問題は、僕は15年くらい前からエロ同人を描いたり描かなかったりしているのですが、いまだにヒット作がないことです。

売れなければ、理論的によさそうであっても、机上の空論、絵に描いた餅です。

DLsiteとFANZA同人でそれぞれ200部くらい売れてくれれば勝ち確に近いのですが、自分にとっては相当高いハードルです。



この辺も考えてる案はあったりするのですが、長くなりましたし、現実的に難しいものをグルグル目で「これはイケる!」と思い込んでるだけかもしれませんので(平常運転)、また後日。

2019年2月28日木曜日

(20190228) 『限界オタク異世界に行く』完走した感想

限界オタク異世界に行く(第1話)

pixiv chatstoryでやっていた『限界オタク異世界に行く』シリーズ、完走しました。

chatstoryというのは、ザックリいえばLINEのような感じのSSです。



◇ 昔考えていた『新フォーマット』の具現化のようなchatstory

2012年ごろの僕は、長編漫画を描きたいと思いつつも、労力が無理すぎて手が動かない堂々巡りモードに入っていました。

そこで考えたのは、漫画が大変ならば、もっと簡単に更新できる独自フォーマットを編み出せば、ストーリー作品を簡単に作れるのではというアイデア。

3~4年くらい試行錯誤していましたが、結局はうまくいかず、紆余曲折の末、4コマ路線に行きついた感じです。

121220 やる夫スレと新フォーマット

↑ 当時のブログです。この時意識していたのはやる夫スレ『まおゆう』です。

131005 新フォーマットテスト

↑ 試作品の中にはchatstoryに似たフォーマットもありました。ただ、この時はHTML手打ちだったため、むしろ普通に漫画を描いた方が楽なくらいでしたが…

chatstoryは格段に洗練されており、書くのも圧倒的に楽で、当時の僕が見たら泣いて喜んだと思います。

長編ストーリー作品を3ヶ月くらいで書き切ることもがんばれば可能です。



『限界オタク異世界に行く』シリーズは、自分なりに毎回趣向を凝らして、けっこう粒ぞろいの面白さだったと自負しています。

しかし、僕が文字書きではなく漫画書きなのもあってか、なかなかRT数が伸びず、力不足を感じたりもしましたが、以前からやってみたかった一話完結ものをガッツリやれて、良い経験ができました。



『限界オタク異世界に行く』

  • 連載期間:2018年11月1日 - 2019年2月28日(4ヶ月)
  • 連載媒体:pixiv chatstory

2019年2月26日火曜日

(2019/02/26) 今回のTwitter新規約騒動での学び

今回のTwitterの新規約騒動、個人的には気づきが多かったです。



◇ 気づき:リスクヘッジしないと運が悪ければ詰む

拙作『中年男子の日常』は、Twitterで一番読まれていますが、ニコニコ漫画やpixivにも読者がいます。

今回のTwitter新規約騒動で、仮に僕のTwitter垢がBANされても、相当キツくはありますが、詰むわけではありません。

拠点がひとつだけだと、そこが破壊されたら詰むリスクがあります。

Twitterだけとか、Amazonだけとか、拠点をひとつにしぼると運営は楽ですが、複数個所に拠点を作っておくのは、リスクヘッジ的に大事だと思いました。



◇ 気づき:自由に投稿できる原稿が大量にないと、SNS移住時にほぼ詰む

Twitterから他のSNSに移る際、自由に使える過去原稿が大量にあれば、毎日4ページとか投稿して、一気にフォロワー数を増やすスタートダッシュが可能です。

ちょっと前にブログで、『中年男子の日常』をkindle専売にするかもと書きましたが、そうすると規約で過去原稿をWEBに投稿できなくなり、この手が封印されます。

つまりkindle専売化は、流行のSNSが入れ替わるタイミングでスタートダッシュが効かず、新天地で再起できなくなるリスクを内包しています。

思い返してみれば、現在のTwitter4コマ垢を立ち上げた時も、描きためていた4コマを一気に数十本投稿してスタートダッシュをかけていました。

もし当時描きためた4コマが無かったら、道のりははるかに厳しくなっていたでしょう。

同じ理由で、商業漫画やWEB漫画書籍化などの案件も、WEBに投稿できなくなるリスクを考慮して、慎重に動いた方が良いのかもしれません。



◇ 気づき:その他

長くなったので概要だけまとめます。

  • カタログ数字よりも実効数字? → カタログ数字ではInstagram一択だが、住民との相性的にはニジエ?(オールジャンルイベントとオンリーイベントの実質需要の差みたいな)
  • オリジナルだけだと新天地で詰みかねない? → Twitterはオリジナル作品と親和性が高いが、ニジエ等のSNSでは二次創作の弾も持ってないと厳しそう。
  • Twitterの唯一無二の長所はRTの拡散力 → PawooにもRTに相当する仕組みはあるが、経験上あんまり拡散しないので、それならpixivの方が太いまでありそう。
  • 4ページ以下の方が融通が利く → 新都社時代は大長編が有利とされていたが、SNSでは仕様的に長編は投稿しづらく、4コマとか4ページ漫画の方が融通が利く。

2019年2月25日月曜日

(2019/02/25) Twitter新規約での表現規制問題




Twitterが発表した新規約が、文面通りに受け止めるならば、日本の美少女イラスト系アカウントの大半が凍結されかねない感じの不穏さがあり、話題になっています。

個人的にはだいぶ前から、悪意の人間によって僕のアカウントが凍結させられるか、あるいはTwitterが何らかの形で亡びるだろうと予想はしていました。

来るべき時がついに来たのか、それともなんだかんだまた生き延びるのか。

この問題に関しては、予想はできても解決策が出てこなかったため、Twitterが亡びると僕の漫画のPV数が激減してしまい、死活問題レベルで困ります。

『中年男子の日常』シリーズは、ニコニコ漫画とpixivでもけっこう読まれていますので、完全に詰むということはないですが、販売部数半減くらいはあり得ます。

pixivがやっている『Pawoo』という、TwitterのようなSNSに移行する動きも出ているようです。

ただ、Twitterではこれまで何度も大問題が勃発していましたが、結果的にみんなTwitterに居残っています。

騒ぎが落ち着いてみれば、また同じように『不満はあるけどやめない』という結果になっているかもしれません。

また最近の僕は、特にきわどい描写はしていませんし、現時点では『見』という感じでしょうか…

2019年2月7日木曜日

(2019/2/7) kindle専売にするかも

昨日の今日でもう話が変わってて恐縮ですが、『中年男子の日常(3)』はkindle専売にしようかとちょっと考えています。

実際問題、個人出版の電書はkindleじゃないと部数が出ませんし、僕自身も、電書は(エロを除けば)kindleしか使ってませんし、下手にサブのショップをおさえるよりも、いっそ専売にしちゃった方がよいのかなと…

いまの気分を例えると、僕が中世時代の小国の王様だとして、すぐ近くまでチンギス・ハンの軍隊が来ていて、

「おとなしく投降するなら我々と共栄させてやろう(実際わりと繁栄する) だが、逆らったら滅ぼす」

と最終通告を受けてるような感じですね…

とりあえず、過去ログ削除がどんな感じかつかむために、ニコ静とpixivの3巻該当分(その89-138)を非公開にしてみました(非公開にしただけでまだ消してません)

実際に非公開にしてみて意外だったのは、管理する漫画の過去ログが減るし、流れをシンプルにまとめられるので、むしろ逆に快適な可能性が微レ存…?

kindleはいったん専売にしても、いつでもすぐ非専売に戻せますので、とりあえず3巻を専売で出してみて様子を見ようかと思ってます。

ただまあ例によって常時迷走おじさんですので、数日でまた過去ログを再公開してたりするかもしれません(無計画相撲)

2019年2月6日水曜日

(2019/2/6) いろいろ変更中

地味に大鉈を振るっていろいろ変更中です。ご迷惑をおかけします。

  • 確定申告等でごたついてるため、Skebのリクエスト受付を一時的に止めました。
  • BOOTHでの電子書籍の頒布を終了しました。今度からBOOTHは紙をメインにしようと考えてます。
  • 以下の理由で、kindle版『ネット超偉人伝』の頒布を終了しました。
    • ひとつだけ99円の本が混じってると価格のつじつまが合わなくなるため。
    • 99円で掛率32.4%なのでひとつ売れて32円とかでまったく儲からないため。
    • 原稿の画像比率の関係で、原稿を90度回転させて収録しており、PCだと非常に読みづらい欠陥があるため。
  • まだ反映されてないところもありますが、電子書籍を値下げしました。
    • 中年男子の日常:432円 → 298円
    • 同人王:972円 → 798円
    • DLsiteはセール期間中のため価格を変更できませんでした。後日変更します。

すでに購入済の電子書籍は引き続き読めるはずですが、もし読めなかったらご一報ください。

現状、中年男子の売上の6~7割が紙の本ですが、人生の状況的に、このまま紙の本がメインの体制を今後も維持し続けるのは不可能と思われるため、売上大激減を覚悟の上で、あえて電子書籍をメインにしようと考えています。

電子書籍に関して、現状ショップごとに値段も仕様もバラバラで、いわゆる顧客体験がバラツキすぎているため、KindleとBOOK☆WALKERにしぼっていこうと考えています。

紙の本に関しては、pixivFACTORYで印刷した本をそのままBOOTHの倉庫に直送して通販できるらしいので、確実に売り切れる数を刷ってBOOTH通販を考えています。

2019年1月2日水曜日

(2019/1/2) 若い方から見た猫菱(想像)

  • 『中年男子の日常』は同世代向けに描いてますが、若い方が見た場合、全然見方が変わってくるのでは?
  • 若い方は『ファイナルファイト』を知らないので、『猫菱ベルガー』の名前の由来がファイナルファイトだと通じてない気がする。
  • 若い方から見ると、年齢的にも精神的にも近いキャラが猫菱しかいない気もする。
  • もともと一番キャラが立っている上に、諸条件によって、消去法でも猫菱に人気が集中する…?

2019年1月1日火曜日

(2019/1/1) 2019年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。



◇去年の抱負

(2017/12/31) 大晦日のご挨拶

2018年度の漫画の抱負はこんな感じでした(↓)

2018年の漫画の抱負も『1年で4コマを200本描く』になるでしょうか。

実際の2018年の年産は255ページ。4コマじゃない漫画も多いので、ちゃんと調べないと分かりませんが、1年で4コマ200本はおそらく達成できたのではないかと思います。



◇過去最高の年産原稿枚数&創作収益

2017年度の年産原稿枚数は213ページ/年(当時最高記録)で、2018年度は255ページ/年でした。42ページの記録更新です。

漫画の収益額も過去最高を更新。『同人王』書籍化時よりもだいぶ多いです。

書籍版『同人王』の印税はTKKM先生とOOT出版のお力でしたが、今回は独力での記録更新なので誇らしいです。



◇2019年度の抱負

2月のCOMITIAが終わったら活動スタイルを多少変えるかもしれません。例によって3日おきくらいで考えが変わってるので、実際にどうなるかは微妙ですが…

2019年度の抱負というか、絶対に実行したいことは、『実家を出てひとり暮らし』です。

人生不安定なオッサンがいまさらひとり暮らしもアレですが、もし明日氏んだとしたら、ひとり暮らしできなかったことが人生最大の心残りになります。

収入的にかなりの博打ですが、漫画の収入が増えてきた今こそ実行したい。

(↓)人生の大きな動きをこんな感じにしていきたいです。

  • 2017年:体を壊してパート退職 → はじめてのガチ氏にかけ
  • 2018年:はじめて漫画の収益化が軌道に乗る
  • 2019年:はじめてのひとり暮らし